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在宅看護学領域(修士課程)

看護学分野 在宅看護学領域

在宅看護学領域の紹介

在宅療養者とその家族に生じる様々な看護課題を解決するため、在宅看護およびその基礎となる理論や制度、システムを学び、在宅看護学領域の最新の動向と最良のケアを探求するための基礎知識および学習方法の修得を目指します。在宅看護学講義および演習を土台として、研究の種の育て方を学び、倫理審査申請を含む研究計画、研究対象のリクルート、データの収集、分析、論文の執筆、研究成果の発表までを行います。
また、キャンパスを超えて修士・博士課程および研究生・教員をつないでオンラインで月に1回程度ゼミを開催しています。英語論文のクリティークとその発表で英語論文の読解および批判的吟味を体験したり、自身の研究の進捗状況の発表を行ってプレゼンテーションの技術を身につけます。また、参加者からのさまざまな意見にふれ、前向きなディスカッションを行うことで新たな気づきや研究の方向付けにつながります。

〈修士課程の研究テーマ〉


・神奈川県内の親の介護をするシングル介護者に関する訪問看護師の支援の実態と課題
・訪問看護師による皮下輸液の実施状況と課題
・認知症カフェにおける看護職のアウトリーチスキルの実態と認知症疑いの人を次のステップへつなぐための支援

CNSコース


オンラインやオンデマンド映像を活用し、在宅看護に関する理論および最新の知見・方法論を学びます。実習を通して療養者・家族の療養生活を支援するための高度な臨床判断力を養い、在宅看護専門看護師としての役割を理解します。東京都・神奈川県の訪問看護ステーションや病院の退院支援部門で実習を行っています。実習期間中には、実習指導者、教員、実習中の院生でカンファレンスを行って今後の実習の進め方の確認をしたり、アドバイスをいただいています。

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
片平 伸子
  • ①在宅看護
  • ②訪問看護
  • ③地域密着型サービスにおける看護
  • ④退院支援看護 等
荒川 博美
  • ①訪問看護
  • ②退院支援,職種間連携
  • ③地域で活動するボランティア(コミュニティー・ヘルスワーカー等)による地域づくり
  • ④認知症ケア
  • ⑤コミュニティー・エンパワメント
谷山 牧
  • ①在宅看護に関わること
  • ②地域包括ケアシステムに関わること
  • ③経済的困窮と在宅ケア
  • ④退院支援・退院調整
  • ⑤健康状態を向上させるための行動変容に関わること
本田 彰子
  • ①訪問看護師の継続教育・学習支援
  • ②難病療養者支援
  • ③在宅終末期ケア
  • ④意思決定支援
専門科目
  • 看護学研究法
  • 看護コンサルテーション論
  • 看護教育論
  • 看護クォリティマネジメント論
  • 在宅看護学講義[修士] I(アセスメントと問題解決)・II(チームケアマネジメント)
  • 在宅看護学演習[修士] I(ケア方法)・II(在宅ケア管理)・III(終末期のケア評価)・IV自立支援のケア評価)
  • 在宅看護学研究指導[修士] I(文献検索とクリティーク)・II(研究デザイン)・III(データ収集と分析)・IV(論文作成)
  • 在宅看護学実習[修士]

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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