大学院のご案内

助産学分野(修士課程)

保健医療学専攻 助産学分野

助産師は、正常出産介助や子育て支援など、女性の生涯にわたる健康支援の専門職です。本学は開学以来、学部において助産師育成を行い、大学院「看護学分野」において助産師の研究者・教育者を育成してまいりました。

本学では、時代のニーズに対応し、2006年度より大学院保健医療学専攻に「助産学分野」を開設しました。2015年度には9期生が終了し、既に100名を超える修士(助産学)をもつ人材を輩出しています。「助産学分野」では、助産学に特化したカリキュラムを充実し、女性及び子ども・家族の健康課題について、健康を阻害する原因追求、健康の回復および増進に関する研究と高度実践力の育成をめざします。助産師国家資格取得希望者には学部教育よりも充実した助産師教育を行い、助産師有資格者には、これまでの研究者・教育者育成(修士論文コース)に加えて、新たに有資格者実践コースを設け、修了生は既にバースセンター開設者として活躍しています。

助産学分野責任者 鈴木 由美

館林高等看護学院、岩手大学教育学部 卒業。自治医科大学短期大学 専攻科助産学専攻、東京女子医科大学大学院 博士課程(看護学)修了、明星大学大学院 修士課程(教育学修士)。厚生連 下都賀総合病院 産婦人科混合病棟、厚生連 佐野厚生病院 産婦人科病棟 臨床指導者、臼井産婦人科医院(現 おおひらレディスクリニック)(栃木市)、桐生短期大学専攻科講師、(2003~)准教授、主任(2007~2013)桐生大学別科助産専攻 科長(2014~2016)を経て、2016年~本学保健医療学部看護学科、2020年~大学院助産学分野教授。

実践(資格取得)コース

国家試験受験資格取得のためのコース正常出産介助または女性の健康支援における高度実践者の育成30単位+国家試験受験科目29単位の履修

実践(有資格者)コース

有資格者のスキルアップのためのコース正常出産介助または女性の健康支援における高度実践者の育成30単位の履修と課題研究

修士論文コース

研究のためのコース研究者・教育者の育成30単位の履修と修士論文作成

実習施設
国際医療福祉大学の附属・関連施設

国際医療福祉大学病院(栃木県那須塩原市)、 国際医療福祉大学塩谷病院(栃木県矢板市)、 国際医療福祉大学熱海病院(静岡県熱海市)、 山王病院(東京都港区)、福岡山王病院(福岡県福岡市)、高木病院(福岡県大川市)他

その他の施設

那須赤十字病院(栃木県大田原市)、医療法人帯経会さくら産院(栃木県さくら市)、 天貴会大野医院(栃木県鹿沼市)、独立行政法人大牟田市立病院(福岡県大牟田市)他

出産介助実習施設

バースあおば(神奈川県横浜市)、ファン助産院(東京都杉並区)、助産施設ママと赤ちゃんの家(栃木県那須塩原市)、みやした助産院(神奈川県横浜市)、矢島助産院(東京都国分寺市)、山本助産院(神奈川県横浜市)、みどり助産院(神奈川県横浜市)、かもめ助産院(神奈川県横須賀市)

母乳育児支援実習施設

ビバマンマ柳澤助産所(東京都江東区)

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
鈴木 由美

①助産師の職業継続、アイデンティティ/キャリア形成
②看護教員の職務満足、就業継続、キャリア形成
③看護職生涯発達学

森越 美香

周産期ケア
親役割取得課程・育児支援

講義等担当教員:沼澤 広子
担当教員(福岡)
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
佐藤 香代

助産ケア
ウイメンズヘルス
性教育

専門科目
  • 助産学特論 I(リプロダクティブヘルス/ライツ)
  • 助産学特論 II(ウィメンズヘルス)
  • 助産学特論 III(助産診断学)
  • 助産学特論 IV(助産技術学)
  • 助産学特論 V(周産期ハイリスクケア論)
  • 助産学特論 VI(母乳育児/子育て支援論)
  • 助産学特論 VII(地域母子保健診断学)
  • 助産学特論 VIII(助産マネージメント論)
  • 助産学特論 IX(母性看護学/助産学教育論
  • 助産学特論 X(国際母子保健活動論)
  • 助産学演習 I(リプロダクティブヘルス/ライツ)
  • 助産学演習 II(ウィメンズヘルス)
  • 助産学演習 III(助産診断学)
  • 助産学演習 IV(助産技術学)
  • 助産学演習 V(周産期ハイリスクケア論)
  • 助産学演習 VI(母乳育児/子育て支援論)
  • 助産学演習 VII(地域母子保健診断学)
  • 助産学演習 VIII(助産マネージメント論)
  • 助産学演習 IX(母性看護学/助産学教育論)
  • 助産学演習 X(国際母子保健活動論)
  • 助産学実習 I(分娩介助実習)
  • 助産学実習 II(助産所・海外実習分娩介助実習)
  • 助産学特別研究 I(研究計画書作成)
  • 助産学特別研究 II(研究論文作成)
  • 助産学特別研究 助産学課題研究
修了生のメッセージ

山﨑 瑠美さん

私は、国際医療福祉大学で看護師の資格を取得し、助産師になるために大学院助産学分野に進学しました。本学大学院では国際助産師連盟(ICM)が推奨する2年間の教育期間を設けており、分娩介助実習は10〜15例、さらには5週間の助産所実習なども含めて内容の濃い実習ができます。そのため、様々な分娩介助法や母子への支援について、多くの学びを得ることができました。また、実習で疑問に思ったことや興味のあることに対し、2年次の課題研究で学びを深めることができ、大変有意義でありました。今後は、大学病院で働き始めます。助産学分野で学んだことを活かし、母子に寄り添った支援ができる助産師を目指したいです。

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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