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家族看護学領域(博士課程)

看護学分野 家族看護学領域

家族看護学領域の紹介

家族を構成するメンバーに健康問題が生じると、家族全体が影響を受けます。家族看護学は、家族ライフサイクルに沿って変化しながら、このように互いに影響しあう家族のケアを考える学問です。
当領域は、2022年4月に新設され、上別府圭子教授が着任しました。講義は主にオンラインで行い、週1回のゼミナールもオンラインで開催されるため、全国から家族看護学を学びたいと志す臨床看護師・助産師、看護教員として勤務する社会人院生が毎年集まっています。
院生のバックグラウンドは、母性看護、小児看護、精神看護、地域・在宅看護、国際看護、エンドオブライフケア、急性期看護、慢性期看護、災害看護、公衆衛生看護、老年看護と多岐に渡り、領域の枠を超えて家族の支援を考えます。
終日の集合ゼミの際には、対面での研究指導や、熱いディスカッションが繰り広げられます。
修士・博士課程に入学準備をしている研究生や、論文のブラッシュアップを目的にした研究生も受け入れています。

〈博士課程の研究テーマ〉


出生前診断を受ける家族、子ども虐待、小児がん看護、小児がん経験者の移行期支援、クリティカルケアと家族、などです。家族看護学のエビデンスを創出していけるよう、主体的に幅広く深い知識を習得し、研究を進めています。家族支援専門看護師、小児看護専門看護師、アドバンス助産師の資格を持つ院生もおり、それぞれの専門性を活かして研究者としての研鑽を積んでいます。

研究の成果は国内外の学会や学術誌に発信しています。交流会や学会活動を通じて、アジアや世界の看護学研究者・他領域の先生方、患者会・家族会の方々と情報交換をすることも大きな学びになり、研究に新たな視点を加えることができます。

オンラインによる研究室ゼミナール

ノルウェー工科大学の先生方との情報交換会 於:成田キャンパス

家族看護学に興味や関心がある方、ぜひお問い合わせください。国際医療福祉大学大学院家族看護学領域から、一緒に、世界の家族看護学を発展させましょう。



担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
上別府 圭子
  • ①家族看護を専門に学んだ看護師が行う看護の効果評価
  • ②子ども虐待の予防と包括的支援/家族内に潜む多重暴力の発見と支援
  • ③健康問題をもつ子どもの成人移行支援/小児がんの長期フォローアップ
  • ④死をめぐる臨床
村山 志保
  • 慢性疾患や障害のある子どもと家族の支援
  • 慢性疾患のある子どもの成人移行期支援

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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