診療情報アナリスト養成分野(修士課程)
医療福祉経営専攻
診療情報アナリスト養成分野
近年、医療における疾病構造や医療環境の急激な変化の中で、医療の質を保ちながら病院経営の改善を実現するには、病院経営を側面から支える実務者や医療情報分析の専門家の役割が、ますます重要になってきています。一方、診療情報の電子化やDPCの広がりにより、医療の質の向上や病院経営に医療情報を有効に活用していくことが期待されています。
そのため、診療情報管理の知識と技能を基礎として、診療記録の正確な記載や分析・評価と、その有効な利活用を支援し、医療の質の向上や医療施設の健全な運営に、必要かつ適切な情報を提供し、経営改善の提案ができる人材への要望が高まっています。これを受けて、国際医療福祉大学大学院修士課程では、2008年に「診療情報アナリスト養成分野」を開設しました。 本分野では、診療情報管理士に限らず、診療情報を的確に分析できる能力を身につけた人材も養成しています。
講義はeラーニングシステムによるVOD授業と演習を集中的に行うオンライン授業の組み合わせで行っています。eラーニングはインターネット回線につながったパソコンから受講可能です。また、対面授業は通常オンラインで実施します。
研究指導のためのゼミナールなどは同時双方向のツール利用により、各地から受講することができます。
大阪府立大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。
国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科博士課程修了、博士(医療福祉経営学)。
専門は病院管理学、診療情報管理学、医療経営学(診療情報管理士指導者)。
国立医療・病院管理研究所 病院管理専攻科修了。
国立病院および民間病院など官民2つの経営主体による病院実務経験を有する。
2005年国際医療福祉大学医療福祉学部医療経営管理学科専任講師、 2010年同 医療福祉・マネジメント学科 教授、2021年同 学科長。2012年大学院医療福祉学研究科 診療情報アナリスト養成分野(修士課程)、 診療情報管理・分析学分野(博士課程)分野責任者。
(現職)栃木県県北健康福祉センター協議会委員、日本医療経営学会理事(総務担当)日本診療情報管理学会評議員、日本診療情報管理士会評議員・総務委員、日本医療・病院管理学会評議員。
修業年限: 2年
取得できる学位・資格:修士(診療情報管理学)
分野の教育内容等に関するご相談は、
診療情報アナリスト養成分野アドレス:analyst@iuhw.ac.jp
(メールを送る場合は、このアドレスを半角文字で入力しなおしてください。 )
診療情報アナリスト養成領域
診療情報アナリスト養成領域には以下の2つのコースがあります。
実践コース(課題研究コース)
診療情報管理士らがスキルアップするためのコースです。業務上の問題を課題研究のテーマとして、問題解決能力を身に付けます。
研究コース(修士論文コース)
診療情報を分析し、医療の質の向上や健全な病院経営に活用できる人材を養成します。このコースは修士論文を書きます。
担当教員 ※太字は研究指導教員
- 氏名
- 主な研究指導内容
専門および共通科目
- 医療情報におけるデータの視覚化
- 医療情報分析における統計処理Ⅰ
- がん登録総論
- がん登録各論
- 医療の質と診療記録のあり方
- 診療記録の活用
- 医療情報システム概論
- 国際統計分類
- 修士課程のための研究法入門
- 研究倫理特論
- 診療情報アナリスト課題研究指導Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
- 診療情報アナリスト研究指導〔修士〕Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
- 診療情報管理学演習基礎Ⅰ・Ⅱ
- 診療情報管理学演習応用
お問い合わせ・連絡先
国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局
- 〒107-8402
東京都港区赤坂4-1-26 - TEL.03-5574-3900(代表)
FAX.03-5574-3901 - E-mail:
tokyo.s.c@iuhw.ac.jp
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