大学について

本学は、建学の精神「『共に生きる社会』の実現」のもと、障がいのある学生もない学生も等しく有する学生生活を全うする権利を保障し、すべての学生が平等に教育を受ける機会を享受できるよう努めています。これらの権利・機会が、障がい及び社会的障壁等を理由に侵害されることのないよう、学生一人ひとりの人格や個性を尊重し、総合的な学生支援に取組んでいます。

■学内規則

■関連政策・法令等

内閣府が示す「障がいのある者」「社会的障壁」及び「合理的配慮」の定義を踏まえて、障がいの有無に関わらず、学生生活や修学に何らかの困難さを感じている学生に対して支援を行っています。
支援の実施にあたっては、学生からの支援の求めを受けて、双方の間で建設的対話のもと支援内容等を検討し合意のうえで、学生支援センター及び関係部署が連携し行うこととしています。

●障がいのある者

身体障害、知的障害、精神障害（発達障害を含む。）、その他の心身の機能の障害(難病に起因する障害を含む。）のある者であって、障害及び社会的障壁により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にある全ての者とされています。

●社会的障壁

日常生活又は社会生活を送る上で障壁となる、社会における事物、制度、慣行、観念、その他多様な人々の社会参加を困難にする全てのものごとを指します。

＜社会的障壁の例＞

1. 1．社会における事物・・・通行・利用しにくい施設、設備など
2. 2．制度・・・利用しにくい制度など
3. 3．慣行・・・障害のある方の存在を意識していない慣習、文化など
4. 4．観念・・・障害のある方への偏見など

●合理的配慮

合理的配慮は大学の事務や事業の目的・内容・機能に照らし、次の要件を満たす場合に受けることができます。

＜合理的配慮の要件＞

1. 1．必要とされる範囲で本来の業務に付随するものに限られること。
2. 2．障害のない方との比較において、同等の機会の提供を受けるためのものであること。
3. 3．事務・事業の目的・内容・機能の本質的な変更には及ばないこと。
4. 4．合理的配慮の提供に伴い、人的・体制上の制約や財政面に過重な負担がかからないものであること。

●受験生の方

入学者選抜試験において、疾病や身体の障がい等により受験上の配慮が必要な方に、合理的配慮を提供しています。受験時に合理的配慮を希望する方は、下記WEBページでお知らせする手順に従って申請を行ってください。

●入学予定の方

学生生活や修学上において不安がある方や、障がい等により合理的配慮が必要な方は、下記の入学予定キャンパス窓口までお気軽にご相談ください。

●在学生の方

本学では、全キャンパスで共通して以下の支援を提供しています。
また、以下の支援例の他にも、学生からの支援の求めを受けて、双方の間で建設的対話のもと支援内容等を検討し合意のうえで、学生の特性に応じた合理的配慮を提供しています。

【例】

• キャンパス内（間）の移動サポート
• 学内施設利用時のサポート
• 特殊家具設置の相談・サポート
• ノートテイク
• 保健管理・生活支援
• 医療用具、福祉用具の使用
• 社会的スキル指導
• 専門家によるカウンセリング