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成人看護学領域(修士課程)

看護学分野 成人看護学領域

成人看護学領域の紹介

成人期にある対象に生じる様々な看護課題を解決するため、看護介入の基礎となる諸理論・方法を学び、成人看護学領域の研究・実践における最新の動向とケア方策を探求するための基礎的知識を学修します。成人看護学講義および演習を土台に、研究計画、研究実施手順などの研究を行うための基礎を学び、修士論文を完成させます。
 遠方の院生も参加できるようにオンラインで、月に1回ゼミナールを開催しています。論文を読む力、論理的に伝える力を鍛え、プレゼンテーションスキルを身につけます。また、さまざまな意見にふれることで新たな気づきにつながります。

― Zoomによるゼミナール―

〈修士課程の研究テーマ〉


・急性期病院に勤務する中堅看護師が成人期の人工肛門造設術後患者へ実践している退院支援に関する質的研究
・新型コロナウイルス禍でがん看護を実践する看護師のコミュニケーションに関する困難感とその関連要因

CNSコース


仕事を持つ社会人にも研究環境が整ったカリキュラムのもと、がん看護に関する理論および最新の知見・方法論を学びます。実習を通して患者・家族の治療・療養生活を支援するための高度な臨床判断力を養い、がん専門看護師としての役割を理解します。主な臨床実習先は、国際医療福祉大学三田病院(東京都)、東京医科歯科大学病院(東京都)、国際医療福祉大学成田病院(千葉県)、埼玉医科大学国際医療センター(埼玉県)、国際医療福祉大学病院(栃木県)です。
約1か月の実習期間中に、実習指導者、教員、実習中の院生でカンファレンスを行っています。参加希望があれば、実習をしていない学生も参加できるようにオンラインを用いて、活発に意見交換を行っています。
実習を行った複数の院生、修了生、教員で、実習した時に担当した事例を持ち寄って、年に2回学内で事例検討会を実施しています。遠隔からも参加できるようにオンラインを用いて、さまざまな視点から議論を重ね、専門知識を深めています。

― Zoomによる事例検討会 ―

― 実習カンファレンス ―

― 事例検討会 ―

― 事例検討会 ―

― 事例検討会 ―

〈課題研究テーマ〉


・がん看護専門看護師が実践するがん患者への就労支援の質的研究
・コロナ禍にけるがん患者の意思決定支援に携わる看護師の困難感とその関連要因~コミュニケーションに焦点をあてて~
・がん患者の治療選択に伴う意思決定支援に関わる外来看護師のがん看護のコミュニケーションに関する困難感
・緩和ケアチーム専従看護師として活動する認定看護師が感じている困難

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
井上 智子
  • ①侵襲的治療を受ける患者・家族のケア
  • ②クリティカルケア看護学の専門性追求
  • ③高度実践看護師教育と制度設計
  • ④病を持つ成人期にある人々への看護方法開発
浅野 美知恵
  • ①がん看護に関する研究
  • ②ターミナルケア・グリーフケアに関する研究
  • ③看護師支援に関する研究
佐藤 真由美
  • ①婦人科がん患者のリンパ浮腫予防に関する研究
  • ②セルフマネジメントに関する研究
  • ③がん患者・家族への包括支援に関する研究
  • ④がん患者への就労支援に関する研究
  • ⑤整形外科疾患の術後合併症予防に関する研究
楠葉 洋子
  • がん看護学、慢性疾患患者の看護、看護管理一般(医療安全、ストレス管理など)
三條 真紀子
  • がん看護、緩和ケア看護、家族ケア、成人看護
専門科目
  • 看護学研究法
  • 看護コンサルテーション論
  • 看護教育論
  • 看護クォリティマネジメント論
  • 成人看護学講義[修士] I(基礎理論)・II(看護実践の探求)
  • 成人看護学演習[修士] I(看護実践のエビデンス)・II(研究方法演習)
  • 成人看護学研究指導[修士] I(文献検索とクリティーク)・II(研究デザイン)・III(データ収集と分析)・IV(論文作成)

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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