大学院のご案内

大学院生・修了生のメッセージ/時間割例(博士課程)

医療福祉経営専攻 
先進的ケア・ネットワーク
開発研究分野

大学院生(博士課程)のメッセージ

私は長野県に在住していることもあり、入学前は東京まで通学して仕事と学業を両立できるか不安でした。しかし、必修科目は水曜日の夜間と土曜日に設定されていて、自宅でも視聴可能なeラーニングで受講できる科目も数多くあり、時間の使い方を工夫することで、仕事と学業の両立を図ることができました。
東京と長野を往復する高速バスの移動時間は片道3時間あり、この移動時間を講義の予習と復習、レポート作成や課題に取り組む時間に活用しました。また、移動時間でeラーニングを受講することも可能でした。さらに、研究指導員をはじめ先生方のサポート体制は充実していて、いつでもメールを使ってご指導いただけることもあり、決して「地方」が不利になることはありませんでした。
そして、大学院で共に学び、時には励ましあった同期の仲間の存在は、今も自分の支えになっています。

吉村 敏康 さん

先進的ケア・ネットワーク開発研究分野 
ケアマネジメント学領域
博士課程(2018年度入学)

吉村 敏康 さん

  • (資格)介護福祉士、介護支援専門員
    (勤務先)医療法人研成会 諏訪湖畔病院
    (職種)介護支援専門員

(2018年現在)

吉村 敏康さんの博士課程の時間割
1年前期

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1時限目

9:00~10:30

2時限目

10:40~12:10

3時限目

13:00~14:30

4時限目

14:40~16:10

 
  ケアマネジメント論  

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5時限目

16:20~17:50

6時限目

18:00~19:30

7時限目

19:45~21:15

 
     
医療福祉における栄養学 介護福祉・ケアマネジメント学
 
医療福祉ジャーナリズム特論
(eラーニング)
 
  • ※上記以外に共通科目「修士課程のための研究法入門」(eラーニング)、専門科目「研究指導Ⅰ」を履修。
1年後期

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1時限目

9:00~10:30

2時限目

10:40~12:10

3時限目

13:00~14:30

4時限目

14:40~16:10

 
アンケート調査・インタビュー調査・フィールドワーク入門 高齢者介護学 ケア組織マネジメント論

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5時限目

16:20~17:50

6時限目

18:00~19:30

7時限目

19:45~21:15

  ケア理論演習 現場に学ぶ医療福祉理論
(eラーニング)
世界遺産と国際文化政策
  • ※上記以外に専門科目「研究指導Ⅱ」を履修。
2年前期

  • 水曜7時限目 介護福祉・ケアマネジメント学
    ※上記以外に専門科目「研究指導Ⅲ」を履修
2年後期

  • 土曜6時限目 世界遺産と国際文化政策(eラーニング)
    ※上記以外に専門科目「研究指導Ⅳ」を履修

修了生のメッセージ

本大学院において、ケアマネジメントの自立支援に対する意識とケアマネジメントの実践から浮かび上がる課題を探求したく、博士課程へ進みました。博士号取得までの道のりは平坦ではなく、自身との闘いの日々でしたが、先生やゼミの仲間から頂いた多くの励ましのおかげで、博士号取得に辿り着くことができました。一方、改めて大学院での生活を振り返ると、研究をする苦しさだけでなく、先生方や仲間と楽しい思い出に満ち溢れ、久しぶりに青春を謳歌したように感じます。
現在、私は、一般企業の従業員の「仕事と介護の両立」を支援する仕事をしています。これまでのケアマネジメントをメインとした業務から離れましたが、現在の業務の中でも、自立支援の重要性を介護するご家族にお伝えし、仕事と介護の両立を実現できるように支援しています。今後も「高齢者が自立できるように支援し、ありたい姿を実現する!」をモットーに、大学院で習得したスキルを活かし、活躍できるよう邁進して参ります。

泉 洋枝 さん

先進的ケア・ネットワーク開発研究分野
ケアマネジメント学領域
博士課程満了・論文博士(甲種)(2016年度)
博士(介護福祉・ケアマネジメント学)

泉 洋枝 さん

  • (資格)歯科衛生士、主任介護支援専門員、日本ケアマネジメント学会認定ケアマネジャー
    (勤務先)東京海上日動ベターライフサービス株式会社 企画部

(2020年現在)


修了生のメッセージ

私は、社会人5年目に大学院に入学しました。入学当初は仕事と学業の両立に関してとても不安に思っていましたが、多くの授業が主に平日の夜と土曜日に集中しており、eラーニングにより自宅で受講できる科目もあったため、自分のペースで学習ができるというシステムにも、仕事と学業を両立する上でとても助けられました。
博士課程では、特別養護老人ホームに入居する要介護高齢者の低Na血症と身体活動量の関係について研究を実施しました。低Na血症の医学検査値には血清Na値が扱われ、このような医学検査値は年齢の影響により変動することが報告されています。しかし、本研究を実施し、年齢のみでなく、低Na血症の医学検査値である血清Na値の変動には水分摂取、食事摂取量、排泄場所、歩行距離といった1日の身体活動量が大きく影響していることが研究結果から分かり、要介護高齢者と血清Na値の新たな知見を得ることができました。

植田 裕太朗 さん

先進的ケア・ネットワーク開発研究分野
介護福祉学領域
博士課程修了(2017年度)
博士(介護福祉・ケアマネジメント学)

植田 裕太朗 さん

  • (資格)介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員
    (勤務先)聖隷クリストファー大学介護福祉専門学校 専任教員

(2018年現在)

植田 裕太朗さんの博士論文完成までの流れ

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1年次

2年次

3年次

4月 研究Ⅱの倫理申請 論文作成
5月 研究Ⅱの倫理申請の修正
研究Ⅰの分析
6月 文献検索 論文修正
7月 テーマ決定 研究Ⅱの調査票配布
8月 調査票の作成
9月 倫理申請書類作成 論文提出
10月 研究Ⅰの倫理申請
(研究報告会用のPPT作成)
研究Ⅱの分析
11月 研究Ⅰの倫理申請の修正
12月 研究報告会 研究報告会 口頭試問
1月 研究Ⅰの調査票配布・回収 論文作成 論文修正
2月 論文完成
3月  
修了生のメッセージ

急性期の高齢者病院で看護師として9年間働き、その後、現職に就いて8年目になります。老年看護について学生に教授する中、「自分が看護師だった時に、果たして高齢者の自立支援看護は行えていたのだろうか」と、ふと我に返ることがありました。その時、竹内ゼミを修了した当大学の先生から、竹内理論を聞き、大変感銘をうけました。ぜひ、竹内先生の指導の基、急性期病院から高齢者の生活に視点をおいたケアの実践をテーマに研究をしたいと思い大学院に進学しました。大学院では、医療、福祉、在宅系と様々な職種の方と学びを共にしました。その中で、高齢者の自立支援について語り合い、看護だけでは高齢者の自立支援は達成できず、多職種が連携し支えていくことの必要性を再認識することができました。
今後は、看護学生に「看護師の立場から実践できる高齢者の自立支援」について教授していくことと、これからも高齢者の排泄自立を中心に、少しでもその人らしい生活が継続できるよう、高齢者の自立支援について研究を継続していきたいと思います。

榎本 佳子 さん

先進的ケア・ネットワーク開発研究分野
介護福祉学領域
博士課程修了(2017年度)
博士(介護福祉・ケアマネジメント学)

榎本 佳子 さん

  • (資格)看護師
    (勤務先)順天堂大学保健看護学部 高齢者看護学 講師

(2020年現在)


お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    kodaira@iuhw.ac.jp(小平)

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