大学院のご案内

研究科・分野のご案内 GRADUATE SCHOOL / FIELD

九州地区大学院 
(福祉支援工学分野)

福祉支援工学分野のご紹介
山本 澄子 教授

福祉支援工学分野は、動作分析を中心として人の動きを工学的な視点から研究する領域(福祉支援工学領域)と、福祉用具に関する研究を行う領域(福祉用具管理指導者領域)の2つの領域から構成されています。

この分野で学べること(カリキュラム・ポリシー)

福祉支援工学領域では、運動機能に障害をもつ方や高齢者を対象として、身体機能の評価や義肢装具・福祉用具の使用評価、開発などの研究を行います。
 福祉用具管理指導者領域は、福祉用具の選定相談、開発に係わる人を対象に社会学的、人間工学的な視点からの研究を行います。福祉用具に関する学びと論文作成を主とした「福祉用具コース」と、資格取得を軸にした「福祉用具管理指導者コース」があります。

取得できる資格、出願資格

■ 福祉支援工学領域
 <修士課程 修業年限 2年> 
  ・ 取得できる学位・資格:修士(保健医療学)
  ・ 出願できる方
     理学療法士,作業療法士、義肢装具士、柔道整復師、など保健医療福祉に関する国家資格を有する方、その他、関連する職業に従事している方など
 <博士課程 修業年限 3年>
  ・ 取得できる学位・資格:博士(保健医療学)
  ・ 出願できる方
     理学療法士,作業療法士、義肢装具士、柔道整復師、など保健医療福祉に関する国家資格を有する方、
その他、関連する職業に従事している方で、修士の学位を有する方

■ 福祉用具管理指導者領域
 <修士課程 修業年限2年>
 ・取得できる学位・資格:修士(保健医療学)
  以下の2コースに分かれます
   福祉用具コース:リフトリーダー、 講義はZOOMなどオンライン主体
   福祉用具管理指導者コース: 福祉用具プランナー管理指導者、福祉用具プランナー、リフトリーダー、可搬型階段昇降機安全指導員、車いす安全整備士の各資格
 <出願できる方>
 ・大学卒または専門学校卒で、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、看護師など関連する国家資格等を持ち、出願資格審査に通った方
 <博士課程修業年限 3年>
 ・取得できる学位・資格: 博士(保健医療学)
<出願できる方>
 ・修士号を有する方、研究テーマの限定なし

指導教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容

<福祉支援工学領域>

山本 澄子

計測器を使用した障がい者、高齢者の動作分析

石井 慎一郎

動作障害のメカニズムの解明とリハビリテーション医療への応用

窪田 聡

福祉用具の生理学的・生体力学的評価
生理学的・生体力学的指標を用いた高齢者・障害者の環境評価
姿勢評価、摂食嚥下機能評価

<福祉用具管理指導者領域>

東畠 弘子

福祉用具利用に関する全般。事故・ヒヤリハット。高齢社会の中で福祉用具利用の在り方に関する研究指導を行います。

出口 弦舞

脳卒中・頸髄損傷の対象者に対する自助具・福祉用具利用
車いす移乗時の停車・ブレーキ操作等に関するナビ装置の開発
手指を他動的に屈伸し機能回復を促す機器の開発

学習・論文指導の進め方

・講義はeラーニングによって受講が可能です。
・研究活動は指導教員と共に対面での指導、ZOOMなどのオンラインや電子メールなどで丁寧な指導を行います。

・福祉支援工学領域では動作分析を中心に人の動きを工学的手法を用いて研究して論文を書きます。動作分析の経験がなくても大丈夫です。臨床に役立つ研究がしたいと思う方はぜひいらしてください。

・福祉用具管理指導者領域では起居等の福祉用具の演習と実践的な研究を行います。「福祉用具のことは知らないけれど」ということでも、興味があれば、臆せず来て下さい。教員と一緒に考えましょう。


お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務部

  • TEL: 03-5574-3900
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

(メールを送る場合は、このアドレスを半角文字で入力しなおしてください。 )