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災害医療分野(博士課程)

保健医療学専攻 災害医療分野

この分野は、災害対応にあたる医療専門職や行政職などを対象とした博士課程です。
災害対応の基盤をなす知識や技能を幅広く修得できるカリキュラム構成となっています。所属する組織の災害マニュアルや事業継続計画の策定、災害訓練の評価のあり方、災害対応に関連した教育プログラム開発、多職種連携の促進など、災害時の保健医療対応での課題を解決していける人材の育成を目指しています。

災害医療分野責任者 石井 美恵子

医学博士(危機管理医学・医療安全学)。
1995年米国で危機管理システムや災害医療を学び、教育や医療支援活動に従事。
主な研究テーマは、業務継続計画の策定と評価、危機管理とリーダーシップ、災害医療に関する教育プログラム開発とその評価、避難所対策と災害(震災)関連死予防。
日本災害医学会理事、JICA国際緊急援助隊医療チーム総合調整部会アドバイザー、災害人道支援会(HuMA)アドバイザー、外務省女性参画推進室女性・平和・安全保障に関する行動計画評価委員、東京都防災会議委員、東京都防災・仮住まい検討会委員、日経WOMAN「ウーマ ン・オブ・ザ・イヤー2012」大賞受賞。
主な災害支援活動:03年イランバム地震/04年スマトラ沖地震・津波災害/07年ジャワ島中部地震/08年中国・四川大地震 /11年東日本大震災/15年ネパール中部地震/16年熊本地震/18年西日本豪雨災害

特任教授・主研究指導教員 小井土 雄一

独立行政法人国立病院機構本部DMAT事務局 事務局長
日本災害医学会 前代表理事(現理事) 、国際緊急援助隊医療チーム特別顧問、日本医科大学連携准教授、埼玉医科大学医学部客員教授
昭和大学医学部客員教授、愛知医科大学医学部 客員教授、東京医科歯科大学医学部臨床教授、東京医療保健大学大学院 看護学研究科 臨床教授
公益財団法人国際医療技術財団 シニアアドバイザー

メッセージ

災害医療はまだまだ学問的には、世界でも日本でも未熟です。その意味で国際的にも災害医療から災害医療学は大きなテーマです。
経験知を後世に伝えることが必要ですが、科学として伝えることが重要です。災害医療を更に発展させるためには科学としての災害医療学が必要です。
当大学院では、災害医療学へのアプローチの仕方やエビデンスの作り方を教授します。
欧米では、仕事場と学問機関を行ったり来たりして個人の能力を向上させたり社会貢献するのが普通です。
仕事場で漠然とした持った感覚(ひらめき)を大学院で深掘りし科学的に証明してみませんか。
人は一生勉強です。人生を面白くエキサイティングなものにしませんか。
一生勉強、一生青春です。

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
石井 美恵子

災害危機管理、事業継続計画の策定と評価、災害医療に関する教育プログラム開発とその評価、災害時の保健医療のありかた、災害対応における連携技術

小井土 雄一

災害医療
救急・災害医療体制
国土強靭化計画
CBRNE事態における公衆衛生対応

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

  • 〒107-8402
     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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