国際交流
国際交流・海外医療協力活動
2025年
■高木邦格理事長をはじめとする本学関係者がベトナム・ハノイを訪問(8月)
2025年8月11日、高木理事長をはじめとする本学関係者がベトナムの首都ハノイを訪問。本学が連携するハノイ医科大学のトゥ学長等らと会談し、本学のベトナムとの医療協力について意見交換を行いました。ハノイ医科大学から本学医学部奨学生として留学し医師となったター先生とダイ先生は、今年からハノイに戻り研修中です。
■山本尚子副学長、ラオスのバイカム保健大臣と会談(8月)
山本副学長は、2025年8月11日にラオス保健省を訪問し、バイカム保健大臣と会談しました。大臣からは、本学のラオスでの医療貢献に対する謝辞と、来春帰国する2期生への期待が述べられました。ラオスの医療制度の改善、公的医療機関で提供する医療サービスの質の改善、保健医療人材の育成、さらにワクチンや医薬品へのアクセスの確保や製造能力の獲得など、さまざまな課題について意見交換を行う中で、大臣より本学のさらなるラオスへの医療協力への期待が示されました。バイカム保健大臣は今年6月の就任前には労働大臣を務められ、保健医療分野の人材確保に強い関心を持っておられます。
■山本尚子副学長がWHOラオス事務所を訪問(8月)
2025年8月11日、本学の山本副学長はWHOラオス事務所を訪問し、ティム所長、日本人スタッフらとラオスの保健医療状況について意見交換を行いました。WHOをはじめとしてグローバルヘルス分野への各国からの資金提供が滞る中、それぞれの国が自国の資金で保健医療福祉制度を作り、維持することの重要性を確認しました。
■山本尚子副学長、ラオス保健科学大学メイファン学長らと会談(8月)
2025年8月11日、本学の山本副学長はラオス保健科学大学を訪問し、メイファン学長らと会談しました。学長は、本学医学部への奨学金留学生制度は、ラオスの学生にとって大きな意味があること、いずれ母国に戻ってくる医師には大学で医学教育及び臨床に携わっていただき、将来ラオスにおけるリーダーになることを期待している旨を述べ、本学への謝意を示されました。
■高木邦格理事長をはじめとする本学関係者がカンボジアを訪問(8月)
2025年8月8日、高木理事長をはじめとする本学関係者がカンボジアを訪問しました。YIT Sunnara保健副大臣、植野 駐カンボジア日本国大使、カンボジア国立保健科学大学サホン学長等らと会談し、本学のカンボジアの医療分野への協力について意見交換を行いました。本学医学奨学生一期生で、今年の春にカンボジアに戻ったコンボレイ先生は、現在、臨床に携わるとともに、学長補佐として、保健科学大学附属病院の新設に関する提言を行うなど、大活躍されています。
■ベトナム・ファム・ゴック・タック医科大学とのMOU締結(8月)
2025年8月5日、本学はベトナム、ホーチミン市にあるファム・ゴック・タック医科大学と医学部奨学金留学生に関する覚書(MOU)を取り交わしました。本学はすでにファム・ゴック・タック医科大学より2人の学生を医学部特待奨学生として受け入れていますが、今回、高木邦格理事長とグエン・チョン・ハオ総長が署名したことにより、両大学でより強固な支援体制を構築することができるようになりました。
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署名されたMOUを交換する高木理事長とグエン・チョン・ハオ総長
■中国上海第一人民病院・復旦大学附属華東病院向け高度看護研修コースの開催(7月)
2025年6月30日から7月30日の約1か月間にわたり、中国上海第一人民病院の看護師15人、復旦大学附属華東病院の看護師15人が来日し、「国際医療福祉大学 高度看護研修コース」を受講しました。
上海第一人民病院は、1864年に創立し、病床数は1,802床、中国で最も歴史ある総合病院の一つで、2022年より、上海交通大学の附属病院となりました。
復旦大学附属華東病院は、1951年に創立し、病床数は1,437床、1989年より復旦大学の附属病院となりました。
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上海第一人民病院の研修生と福井トシ子副大学院長(左から4人目) -
復旦大学附属華東病院の研修生と福井トシ子副大学院長(左から4人目)
■中国・中日友好病院一行、三田病院・山王病院を視察(7月)
2025年7月3日、中日友好病院の高副院長以下7人が、国際医療福祉大学三田病院と山王病院にて本学の予防医学を視察し、今後の交流・連携に関する意見交換を行いました。
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高副院長(左)、三田病院池田院長(中央)、馬健診センター長(右)を囲んで -
山王病院藤井院長(右から二人目)と訪問団一行
■中国上海市胸科病院向け高度看護研修コースの開催(6月)
中国上海市胸科病院の看護師10人が来日し、2025年6月10日から6月27日の日程で「国際医療福祉大学 高度看護研修コース」を受講しました。上海市胸科病院は、病床数58床で、1957年に開設した中国で初めての心臓及び胸部疾患の専門病院です。
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研修生10名と福井トシ子副大学院長(中央)を囲んで
■中国障害者連合会理事長一行、成田キャンパス・成田病院を視察(6月)
2025年6月17日、中国リハビリ研究センター(CRRC)の上部機関である中国障害者連合会の周理事長ら5人が、本学の成田キャンパスおよび成田病院を視察しました。
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医学部シュミレーションセンター(SCOPE)を見学する中国障害者連合会一行 -
中国障害者連合会周理事長(左)と本学高木邦格理事長(右)
■中国リハビリテーション研究センター一行、成田地区の施設を視察(5月)
2025年5月29日、本学の提携施設である中国リハビリテーション研究センター(CRRC)一行の3人が来日し、本学成田キャンパスにて中国人留学生と交流しました。また、成田病院では、本学を卒業して病院に勤務している中国人職員の案内の下、リハビリセンターを視察しました。さらに、4月に開園した成田老年医療福祉センターにて福祉施設のリハビリテーションの様子を見学しました。最後は、成田リハビリテーション病院にて回復期病棟を見学しました。
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成田病院、リハビリセンターを見学するCRRC一行 -
成田リハビリテーション病院の機能訓練室を視察するCRRC一行
■中国上海中医薬大学曙光病院向け高度看護研修コースの開催(2月〜3月)
2025年2月17日から3月19日の約1か月間、中国上海中医薬大学曙光病院の看護師10人が来日し、「国際医療福祉大学 高度看護研修コース」を受講しました。曙光病院は中国上海中医薬大学の付属病院の一つで、上海トップクラスの総合病院です。
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研修生10人と福井トシ子副大学院長(中央)を囲んで