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国際交流

学生の海外研修

学部生全学年・全学科を対象とした2週間の海外研修プログラム

夏休みや春休みを利用して、10日〜2週間の海外研修(総合教育科目海外保健福祉事情)を実施しています。本学が学術交流協定を結んでいる23の国や地域から研修先を選び、異文化や医療福祉について体験します。現地では、医療スタッフの指導のもとで患者さんのケアの補助を行うなど、海外の医療現場に触れられるほか、国際的な視点を養う貴重な機会となっています。

国際的センスを備える医療福祉の専門家を育成

1999年には大学の基本理念の1つである「国際的センスを備え、いかなる国の人々も伸び伸びと協働できる真の国際人を養成すること」を具現化するものとして、正規授業科目(2単位)の『海外保健福祉事情』へと発展しました。
当初は3-4カ国への派遣でしたが、14年度には518人、18年度には夏季・冬季・春季合わせて23の国・地域に819人を派遣するまでに拡大しました。

海外研修は学部生全学年・全学科を対象としており、研修先によりそれぞれ特徴はあるものの、どこに参加しても①その国の医療事情についての講義の受講②病院や福祉施設の見学③日本の文化を紹介する国際交流イベント「Japan Day」の開催―を実施します。また、医療スタッフの指導のもと、患者さんのケアの補助などの実習を行います。
授業科目の『海外保健福祉事情』には現地に赴く海外研修のほか、オリエンテーション、数回から15回の事前講義、帰国後のレポート提出や報告会での発表、活動報告書の作成が含まれています。

近年は研修先の政情や自然災害、その他国際情勢、風評等により実施が困難になる可能性も出てきています。本学では外務省の注意喚起等を参考に、国際戦略幹部会議などで慎重に議論し、その都度実施の可否を決めています。また、現地で体調不良になったり家庭の事情で緊急帰国したりするなどの様々な事象に備えています。
研修中の具体的な危機管理体制としては、各国1人以上の引率教職員が全日程に同行してサポートし、日本国内では緊急連絡網を整備し、各キャンパスの担当者が携帯電話を常に持ち歩き、いつでも引率教員や現地担当者と連絡が取れる状態にしています。

グローバル化が進む中、今後より多くの学生が海外研修に参加し、現地の医療現場に直接触れ、様々な医療事情や異文化を吸収し、将来は国内外で活躍する国際性豊かな医療福祉の専門家に育つことが期待されています。

世界の医療福祉について、私たちが見たこと、感じたこと

それぞれ国の良さと課題をもっと学びたい

タイ ムアンナコーンパトム郡
クリスチャン大学にて研修

福岡看護学部 看護学科3年
山下 真由さん
福岡県立筑紫高等学校出身

東南アジアで最大と言われるバンコクホスピタルや、公立のリハビリテーション病院、僧侶によって設立された療養施設などを見学しました。日本はまだ国際的に対応している病院は少ないので、その点は情報共有して取り入れていくことも必要だと思いました。今回の体験で、自国や他国それぞれの良さや課題に気づかされ、今後もっと深く勉強していきたいと思っています。


「どんな環境でも最善を尽くす」
医療人としての情熱を感じました。

カンボジアプノンペン市、シェムリアップ市
カンボジア国立保健科学大学にて研修

医療福祉学部 医療福祉・マネジメント学科3年
池澤 実沙さん
茨城県立下館第二高等学校出身

カンボジアでは政府として医療にかけられる財源が少なく、どの現場も機器や衛生面において日本よりもかなり水準が低いと感じました。
それでも、現地医療関係者の方々は皆「できることで最善を尽くす」「この国の医療をより良くしたい」という情熱を持って働いていて、とても刺激になりました。また、貧しい人が無料で医療を受けられる「プアガード」は、日本も見習える制度だと思います。


日本をモデルにした施設が多いことに、
誇りを感じました。

韓国 大田広域市
乙支大学校にて研修

成田保健医療学部 理学療法学科3年
由井 裕人さん
千葉県 中央学院高等学校出身

韓国はリハビリステーションなど日本をモデルにしている施設が多いことを知り、日本人として誇りに思いました。
言語聴覚士の仕事の一部を作業療法士が担っていた部分は、改善したほうがよいと感じた点です。
事前学修は役に立ちましたが、実際は想像と異なる部分もあって、自分の目で確かめることの大切さを再確認。考え方や文化の違いなどすべてが勉強になり、今後の成長につながると思いました。


お互いの国の良い点と課題を
発見できました。

マレーシア シャーアラム市
マネジメント&サイエンス大学(MSU)にて研修

福岡看護学部 看護学科4年
江﨑 奈那さん
福岡県 福岡海星女子学院高等学校出身

見学した病院では、患者さんをベッドから移動させる際に負担の少ない機械を使用していました。日本の病院では車椅子での移動が多いので、もっと日本でも取り入れてほしいと思いました。
ただ、衛生面は不十分に感じる場面もあり、そこは日本の病院のほうが徹底されている気がしました。異文化を体験し、医療について国際的な面でも視野を広げることができました。。


医療レベルの高い日本で学べる
ありがたさを、再認識しました。

フィリピン マニラ市
フィリピン大学にて研修

福岡保健医療学部 医学検査学科3年
平田 一樹さん
福岡県 八女学院高等学校出身

大学の付属病院や、公立、私立それぞれの医療現場などを見学しました。 最も衝撃的だったのは、地域ごとの医療格差が大きく、病院によってはベッド数の不足により仕方なく担架や床に寝ている人が 大勢いたことです。現地を知れば知るほど、日本の医療の質や技術の高さをあらためて実感できました。 日本で学べることに感謝し、今後も知識や技術を確実に身につけていきたいと思います。

現地での様子

これまでの学生の海外研修