教員紹介 TEACHING STAFF

教員情報

村井弘之
（むらいひろゆき）教授

医学研究科医学専攻
所属キャンパス：成田キャンパス

略歴

九州大学医学部卒業、医学博士。
前九州大学脳神経治療学講座教授、元九州大学神経内科学講座准教授、元飯塚病院神経内科部長兼脳卒中センター長、元ロズウェル・パーク癌研究所研究員。
2017年より本学医学部神経内科学講座責任者。本学三田病院神経内科部長を兼任。

学位

博士（医学）（九州大学）

研究指導テーマ

多発性硬化症、重症筋無力症、ギラン・バレー症候群などの神経免疫疾患における病態解明、臨床疫学的研究、治療法の探索。プリオン病の臨床疫学的研究。パーキンソン病などの神経変性疾患の病態解析。排尿・排泄機能など自律神経系についての研究。神経救急の臨床的研究。てんかんの病態の解明。脳血管障害の臨床疫学的研究。遺伝性神経疾患の病態解明。

大学院入学希望者に望むこと

神経内科の領域はとても幅広く、探索すべき事項は無限にあるといっても過言ではありません。当学の神経内科学にはさまざまな領域の専門家がそろっておりますので、いろいろな研究をすることが可能です。日本最大級の設備を誇る遺伝子研究センターとのコラボレーションで遺伝性疾患に対するアプローチも可能です。臨床を大切にしながら研究することをモットーとしています。一緒に神経学の探索に加わってみませんか。

研究業績

【researchmap】
https://researchmap.jp/read0196166

村井弘之，吉良潤一： 453e章プリオン病．ハリソン内科学（日本語版第5版）第2巻，福井次矢，黒川清（監修），メディカル・サイエンス・インターナショナル, p.2699, 2017
Sanders DB, Wolfe GI, Benatar M, Evoli A, Gilhus NE, Illa I, Kuntz N, Massey JM, Melms A, Murai H , Nicolle MW, Palace J, Richman DP, Verschuuren J, Narayanaswami P: Executive summary: International consensus guidance for management of myasthenia gravis. Neurology 87: 419-425, 2016
Tanaka K, Yamada T, Torii T, Yoshimura T, Takase K, Togao O, Wakata Y, Hiwatashi A, Nakashima N, Kira J, Murai H : Pure dysarthria and dysarthria-facial paresis syndrome due to internal capsule and/or corona radiata infarction. BMC Neurol 15: 184, 2015
Yonekawa T, Murai H , Utsuki S, Matsushita T, Masaki K, Isobe N, Yamasaki R, Yoshida M, Kusunoki S, Sakata K, Fujii K, Kira J: A nationwide survey of hypertrophic pachymeningitis in Japan. J Neurol Neurosurg Psychiatry 85: 732-739, 2014
Murai H , Yamashita N, Watanabe M, Nomura Y, Motomura M, Yoshikawa H, Nakamura Y, Kawaguchi N, Onodera H, Araga S, Isobe N, Nagai M, Kira J: Characteristics of myasthenia gravis according to onset-age: Japanese nationwide survey. J Neurol Sci 305: 97-102, 2011

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