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教員情報

遠藤 英子

遠藤 英子
(えんどう えいこ)特任教授

保健医療学専攻 看護学分野
所属キャンパス: 東京赤坂キャンパス

略歴

愛知県立看護短期大学卒業、愛知県がんセンタ-・帝京大学医学部附属板橋病院にて臨床を経験する。
帝京平成短期大学講師、東邦大学看護学部教授(基礎看護学)、東邦大学大学院医学研究科看護学専攻修士課程教授併任、専門看護師教育課程:感染症看護専門看護師(26単位)教育課程開始、医学研究科看護学専攻(博士後期課程)開始。
東邦大学大学院看護学研究科に改組にて大学院看護学研究科看護学専攻前期博士課程・後期博士課程 併任 専門看護師教育課程:感染症看護専門看護師(38単位)教育課程開始、健康科学部設置準備室長併任、健康科学部特任教授
東邦大学名誉教授

学位

博士(保健学)杏林大学

研究指導テーマ

感染看護学:病院関連感染、感染制御、看護援助と感染、看護教育、適応理論、リスクマネジメント、看護観形成、キャリア形成、臨床倫理、血液曝露感染に関する研究

大学院入学希望者に望むこと

“感染”と聞くと、ウイルス・細菌・真菌など微生物のイメージが多いと思います。
しかし、そこには、必ず “ひと” が介在します。病原微生物に関する基礎的知識を持ち、感染防止をどのようにしたらよいのか、人間の社会・心理行動学的理論も用い、感染対策を考えてみましょう。
そして、感染領域の歴史を振り返っても、倫理に関することも多かったと思います。それらの視座にも立ち、感染看護を考えてみましょう。さらに、研究的に物事をみるということは、どのようなことなのかも、体得して頂いたら幸いです。
研究を主にした修士・博士の履修生、高度実践看護師を目指す履修生にも、感染看護学を主軸に、いろいろな学問分野とのコラボレーションを楽しみながら学びましょう。

研究業績

【researchmap】
https://researchmap.jp/read0062004


【代表論文】

1)臨床現場での環境に関する研究
  • シ-ツ交換の与える病室環境への影響 -MRSAをマーカーとした細菌学的研究-
2)細菌における分子疫学的研究
  • 分解基質拡張型β-ラクタマーゼ遺伝子保有菌が原因となった院内感染に関する分子疫学 的研究
  • 院内感染起因腸内細菌に拡散・伝播するCTX-M型ESBL遺伝子
  • 院内感染起因菌と推測されるEnterobacter cloacae, Escherichia coli, Klebsiella oxytocaに保有を認めたbla CTX-Mに関する分子遺伝学的研究
3)手指衛生に関する研究
  • 看護学生の手指の清潔に対する意識の変化と手洗い行動に関する一考察
  • 薬用液体石鹸の除菌効果と手荒れの検討
  • MRSA、腸球菌、O-157、セラチア、緑膿菌およびB.cepaciaに対する消毒薬の最小殺菌濃度(MKC)と手指消毒除菌効果
  • 医療関連感染予防策の一考察
    ‐ICU看護師の手指衛生に関する認識および行動と細菌学的調査より‐
4)感染領域におけるリスクマネジメント
  • EPINet日本版による針刺し・切創の解析
  • T大学O病院救命救急センターにおける感染管理のためのターゲットサーべイランスの試み
  • SSI防止のための看護師の役割
  • 腎専門病棟における血液透析用カテーテル管理の実態
5)個人防護具に関する研究
  • 助産所における分娩時の個人防護具着用状況とその関連因子
  • 透析援助場面における援助者のゴーグルへの血液曝露の実態 
6)感染領域における倫理的問題
  • 感染領域における病院での倫理的取り組みの現状
◆基礎看護学分野に関する研究
  • 学生の援助についての考え方の変化
  • 臨床実習における学生の不安に関する研究
  • 看護基礎教育における看護学生の問題解決的態度に関する評価(問題解決的尺度とパーソナリティー特性)に関する研究
  • 看護基礎技術の卒業時到達度評価に関する研究
◆リスクマネジメントに関する研究
  • 与薬関連事故防止に関する研究
  • 看護学生のリスクテイキング行動に関する研究
  • 移乗移送動作における看護師と学生の注視行動と危険認知の比較

連絡先

(メールを送る場合は、このアドレスを半角文字で入力しなおしてください。 )