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ご挨拶

所長 中村秀一

国際医療福祉総合研究所
所長 中村秀一

国際医療福祉総合研究所は、国際医療福祉大学大学院の附属研究機関です。国際医療福祉大学および大学院の医療・福祉に関する優れた研究リソースを活用し、学内の組織編成の枠にとらわれない、学問領域横断的な連携をもとに高次元な研究を行うとともに、その成果を広く社会へ発信していくことを目的として設立されました。WHO(世界保健機関)の第4代事務局長を務めた故・中嶋宏先生が、1998年の当研究所創設時に初代所長を務められて以来、多くの医療・福祉分野の第一線で活躍する研究者や実務家が在籍し、活発な研究活動を行うとともにその成果を多くのシンポジウムやセミナーを通じて発信してまいりました。

現在わが国は大きな変化の時期を迎えています。世界でも例を見ない超高齢社会が到来し、さまざまな社会・経済的基盤の構造も、グローバル経済の中で変革が余儀なくされるようになりました。このような激しい変化の時代にあっては、既存の価値観にとらわれずに発想を行うこと、また困難な課題に対して決して悲観的になることなく果敢に立ち向かうことが求められます。

国際医療福祉総合研究所では、少子高齢化社会における医療介護提供体制の最適化をはじめ、社会インフラとしての病院・福祉施設の経営や、医療福祉現場のより一層の情報化の推進など、医療・福祉分野において現代社会が直面する諸課題の中から、今日的に優先して研究が望まれる課題に取り組むことを使命としております。特に、「団塊の世代」が75歳以上の高齢者となる2025年に向けた医療・介護提供体制の見直し、医療・介護保険制度の確保、医療・介護産業の振興のための条件整備、という3点を喫緊の課題と位置づけております。
これらに対して学術的な考察にとどまらず、実践的なソリューションを提供すること、また社会に新たな指針を示す政策提言を行うことをめざし、研究を行ってまいる所存です。何卒、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。

国際医療福祉総合研究所 所長 中村秀一


国際医療福祉総合研究所 所長 中村秀一 プロフィール

東京大学法学部卒業。1973年厚生省(現厚生労働省)入省。在スウェーデン日本国大使館、厚生省保険局、北海道庁、厚生省老人福祉課長、年金課長、保険局企画課長、大臣官房政策課長などを経て、2001年厚生労働省大臣官房審議官。2002年老健局長、2005年社会・援護局長、2008年社会保険診療報酬支払基金理事長を歴任後、2010年内閣官房社会保障改革担当室長に就任(2014年2月まで)。また2012年より一般社団法人 医療介護福祉フォーラム理事長、国際医療福祉大学大学院教授。