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10月30日、モンゴルでIUHW奨学金の調印式を執り行いました

 国際医療福祉大学(IUHW= International University of Health and Welfare)とモンゴル教育・文化・科学・スポーツ省(教育省)はモンゴル人学生を対象に医療、健康、福祉部門の専門職員を日本で養成し、モンゴルの医療福祉レベルの向上に寄与することを目的として「IUHW奨学金」制度を新設することで合意し、10月30日、モンゴル・ウランバートル市のモンゴル教育省儀典室で覚書の調印式を執り行いました。

 調印式にはモンゴル政府のツォグゾルマー教育・文化・科学・スポーツ相と国際医療福祉大学の高木邦格理事長が出席しました。

 調印後、高木理事長は、「医療の現場は医師だけで成り立つものではなく、モンゴルにおいても看護師、臨床検査技師、放射線技師、理学療法士、作業療法士等の育成がチーム医療を推進する上でも不可欠となっております。今回は、モンゴルにおける医療・健康・福祉の専門職員を日本で養成することを目的として、2019年度から5年間、毎年10名を上限としてモンゴルから優秀な学生を受け入れる新たな奨学金制度を創設することといたしました。将来、モンゴルにおける医療・健康・福祉分野のリーダーとして活躍する人材が育成され、モンゴルの医療水準の向上が図られることを期待しております」と述べました。

 国際医療福祉大学は2001年度に授業料の他、生活費まですべて修学に必要な経費を支援するIUHW奨学金を創設し、アジア大洋州の在日大使夫人の親善交流団体「アジア婦人友好会」のご協力のもと募集を行った結果、モンゴルからは2003年と2009年にそれぞれ1名ずつ、IUHW奨学生として受け入れを実施しています。

 さらに2015年にモンゴル国立医科大学と交流協定を結び、翌年、同大学と医学部留学生奨学金制度に関する覚書を締結。2017年に開設した医学部には1、2年生2人ずつ合計4人の医学部奨学生が学んでいます。

 医学部教員の1割にあたる約30人の外国人のうちモンゴル人4人が就任しています。2018年4月に開設した大学院医学研究科公衆衛生学修士課程にも国立モンゴル医療科学大学から1人が奨学生として在籍しており、医学部、大学院を含め現在まで13人を受け入れています。今年度からモンゴルへの学生の海外研修を開始、15人が参加しました。

 高木理事長は「本学とモンゴルとは大変深い縁があり、1960年代に日本・モンゴル関係正常化に尽力し、超党派の日本の国会議員団の団長としてモンゴルを訪れた桂木鉄夫は私の妻の実父であり、私の義父にあたります。そのご縁もあり、モンゴルをアジア諸国における医療国際協力重点国の一つとして位置づけ、モンゴルの医療レベルの向上に貢献してまいりました。そのような中、清水武則・前モンゴル特命全権大使から、本学によるモンゴルを対象とした医療協力のお話をいただき、今回の奨学金設立に至りました」と説明しました。

※「IUHW奨学金」の概要は以下の通りです。 

プログラム
医療、健康、福祉の分野で学び、この分野に就職を希望するモンゴルの学生を対象に、国際医療福祉大学が奨学金を支給するもので、毎年10人を上限として、2019年度から5年間実施します。
奨学生の選抜
モンゴル国内のメディアや教育省のWEBページなどで奨学金プログラムを告知して希望者を募り、応募資料や日本語能力等を精査して選抜します。
学ぶ学科
看護学科、理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科、視機能療法学科、放射線・情報科学科、薬学科、医学検査学科、医療福祉・マネジメント学科。
学ぶ場所
国際医療福祉大学の大田原キャンパス、東京赤坂キャンパス、成田キャンパス、小田原キャンパス、福岡キャンパス、大川キャンパスのいずれか。
奨学金の内容
4年間(薬学科は6年間)の学士課程を修了するのに必要な以下の費用。
  ・学士課程の学費(412万円~990万円)及び入学前の日本語教育の学費
  ・教材費などの学術関連費用(年間20万円まで)
  ・生活費(月6万円)
  ・寮費(月4万円)
  ・寮と大学間の交通費(日本への渡航費用は除く)

 卒業後は国家試験の合格をめざし、卒業後は国際医療福祉大学が指定する日本またはモンゴル国内の医療機関で、専門職員として奨学金を受けて就学した期間と同じ期間、勤務することを義務とします。
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