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4月4日(水)東京赤坂キャンパス開設記念式典を開催いたしました

 国際医療福祉大学は4月4日、東京赤坂キャンパスの開設記念式典を同キャンパス内の講堂で開催しました。
 式典には地元港区のみなさまを始め、各国大使館から大使や外交官、病院団体・職能団体、医療関係企業、マスコミのトップら約500人のご臨席をいただきました。
 赤坂キャンパスは「心理学科」と「医療マネジメント学科」、「大学院」で構成。大学院には新しく設置した医学研究科の中には医学専攻と、公衆衛生学専攻を新設しました。
 式典では本学の高木邦格理事長が式辞を述べ、「公衆衛生学専攻は政府の要請もあり、成田キャンパスと連携しながら、世界的な公衆衛生大学院をめざしてまいります。本学で初めての設置となる心理学科は通常、文科系の中につくられることが多いですが、本学では現役の医師が教員として多数在籍し、医療に強い心理学科をめざしております。医療マネジメント学科では、わが国の医療費・介護費全体で約52兆円、医療福祉分野に勤める方が約400万人いるなか、医療福祉施設やそれに関連する会社、行政で活躍する人材を育成する学科が少なく、本学ではこの東京の中心地で、新たに学部と大学院が一体となった教育を行ってまいります」と語りました。
 同キャンパスは、港区が旧赤坂小学校の跡地に大学を誘致するための公募を行い、本学が選定され、今年4月から開設しました。港区内には山王病院や国際医療福祉大学三田病院などがあり、本学グループの教職員2400人が勤務していることから、高木理事長は「今後も港区の皆様と協力しながら、教育・研究の拠点をめざしてまいります」と決意を述べました。  続けて矢﨑義雄総長が「大学院は800人近い院生が医学・医療の分野で最先端の研究に取り組み、知の拠点として実績をあげております」と紹介するとともに、「地域との連携と貢献」を重視する姿勢を示しました。

高木理事長

矢﨑総長
 来賓を代表して、港区長の武井雅昭様、神奈川県知事の黒岩祐治様、全日本病院協会長の猪口雄二様、日本理学療法士協会長の半田一登様、大岡秀朗様から祝辞をいただきました。
 武井区長は「高度な医療専門職を養成され、日本の医療界に大きく貢献されることとなる。そうした施設がここ赤坂に誕生したことは、地元の区長として心から歓迎します。若い有能な方々が新たな活力をこの街にもたらし、街の発展のために、共に活躍していただくことを大いに願います」と述べ、黒岩知事は知事就任前に本学で教鞭を取っていたことを自己紹介しながら、「神奈川県は未病改善、健康寿命を延ばしていこうというアプローチを実施中。この思いは国際医療福祉大学の理念に合致している。東京、神奈川で連携しながら、すばらしい医療・ヘルスケアの歴史を共に作っていきたい」と呼びかけました。
 猪口会長は「高齢者が増え続ける日本で医療・介護を支える大きなツールがICTでありAI。ITもAIも使い、人の管理もできる効率的な運営ができる人材の育成に期待している」と説明、半田会長も「これからは コメディカルの方々に必要なのは国際性と質の向上です。チーム医療の根幹として、すべての医療職の質をあげて、国際性を立っていくことが必要です。その実現のために、力を貸していただき、前に進めていきたい」と、本学に医療マネジメント学科への期待を示されました。
 大岡様は「このキャンパスの地は、もともと大岡越前守の屋敷跡です。越前守の政治の根本には、『すべての方々に等しくあまねく、社会の仕組みを提供し、みんなで幸せになっていただく』というものがあります。それはまさしく『医療と福祉』。そこに着目した人間が住んでいたこの地に、国際医療福祉大学が新たなキャンパスを開設したことには、不思議な縁を感じており、非常に有難く感じている。みなさまにとって意義深い使われ方に巡り合ったことに感謝している」と話されました。

東京都港区長 武井雅昭様

神奈川県知事 黒岩祐治様

全日本病院協会長 猪口雄二様

日本理学療法士協会長 半田一登様
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大岡秀朗様
 
 式典後、同キャンパスの2階カフェテリアで祝賀会を開き、北島政樹副理事長・名誉学長の挨拶に続いて、赤坂氷川山車保存会理事長の石渡光一様がキャンパスの正面玄関に氷川山車を常設展示していることへの謝辞を述べられ、赤坂一ツ木町会長の出野泰正様が「赤坂とともに発展されることを期待します」との祝辞を述べられました。港区議会議長の池田こうじ様の乾杯の音頭で祝賀会も和やかな雰囲気のなか、執り行われました。


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