ニュース記事

HOME > ニュース一覧 > 10/24(月)国際医療シンポジウムを開催いたしました

10/24(月)国際医療シンポジウムを開催いたしました

2016年10月24日、国際医療福祉大学は、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、国際協力機構(JICA)の後援を得て、「国際医療シンポジウム」をホテルニューオータニ(東京・紀尾井町)で開催しました。

 「アジア諸国と日本の国際医療協力および医学教育に係る今後の展開」をテーマにしたシンポジウムでは、ベトナム保健省グエン・ティ・キム・ティエン大臣、ミャンマー保健スポーツ省テッ・カイン・ウィン事務次官等が基調講演をしました。

 続いて、「アジア各国で必要とされる国際医療協力の在り方と今後の取り組み」と「アジアの医療発展に必要とされる人材育成と医学教育について」をテーマに、それぞれ2つのパネルディスカッションが行なわれました。

 ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、中国、モンゴルから来日した医療関係者、日本から政府・大学関係者等20人が登壇。各国における医療発展の課題と国際医療人材の育成について有意義な議論が交わされ、会場を埋めた400人の聴衆は熱心に聞き入っていました。

 各国それぞれ取り巻く環境に違いがあるものの、高齢化社会という問題は共通であることから、一足先に超高齢化社会を迎えている日本の医療福祉や人材育成の経験をアジア諸国にも活かし、そこで育成された医療人材がさらに国際協力を支える流れを作り出していくことの重要性が、シンポジウムを通じて共有されました。


ニュース一覧