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新設を予定している「赤坂キャンパス」の起工式を行いました

国際医療福祉大学が旧赤坂小学校跡地(東京都港区赤坂4-1-26)に開設を予定している「赤坂キャンパス」の起工式が7月5日、執り行われました。

港区や町会関係者、地主様、住民の代表、金融機関の関係者らが出席しました。安全祈願後、本学の高木邦格理事長が赤坂キャンパスについて国内最大級の生涯教育の新拠点とするほか、現在の青山にある大学院を新築移転して1,000人規模に拡張することなどを述べ、「港区の方々や近隣住民のみなさまに引き続きご支援をいただきながら、地域と一体となった教育・研究の拠点をめざしたい」と挨拶しました。

新設する赤坂キャンパスの敷地面積は6,747.46㎡(2,014.10坪)、Ⅰ期棟は地上11階、地下1階、2018(平成30)年3月末の竣工予定です。Ⅱ期棟は同年秋の着工、2021(平成33)年春の竣工予定です。

Ⅰ期棟の特長は、①日本看護協会、日本理学療法士協会、日本作業療法士協会などの職能団体と協力して、約1,000人収容可能な講堂で学会や研修などを開催し、国内最大級の生涯教育の新拠点とする②青山から移転する大学院は、新しい分野・コースも開設のうえ、メディカルスタッフの大学院としては国内最大級となる1,000人規模とし、将来的には公衆衛生大学院の開設も計画する③新たに国家試験制度が実施される「公認心理師」、および医療機関でさまざまな診療情報を取り扱う「診療情報管理士」を養成する新学部の設置を予定④災害時に最大で約2,000人の帰宅困難者を受け入れるスペースを設けるなど防災機能を十分に整備する⑤地元で大切にされてきた「氷川山車」を常設展示し、青山通りの歩行者からもガラスを通して眺めていただけるなど住民と連携できる拠点とする⑥外国人を対象に医療相談等を受ける「国際交流・赤坂健康相談室」を設置する―などです。

敷地内には「記憶の森」と名付けたスペースをつくり、旧赤坂小学校の記念碑や樹木を移設展示することで、卒業生や地域の方々の思い出を継承いたします。また講堂をはじめ体育館や図書館などは、一般の方々も利用できるようにするなど、住民みなさまの交流の場として活用いただけるよう取り組みます。


鍬入の儀
(左より、高木理事長、北島学長、矢﨑総長)

高木理事長

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