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北島政樹学長が万国外科学会のCourt of honor(名誉会議)メンバーに任命されました

北島政樹学長が万国外科学会のCourt of honor(名誉会議)メンバーに任命されました。

 万国外科学会は、ノーベル医学生理学賞を受賞したスイスのテオドール・コッヘル教授によって1902年に創設された世界最古の国際外科学会です。初めての国際的規模の学術集会となった第1回総会は、1905年にベルギーのブリュッセルで開催されました。北島学長はカナダのモントリオールで開催された第42回万国外科学会で会長を務めています。

 2001年には創立100周年の記念大会がブリュッセルで開催され、北島学長が行った『21世紀の外科』という講演がきっかけとなり、世界最高峰の医学雑誌「New England Journal of Medicine」から日本人として2人目の編集委員に抜擢されました。

 こうした長年の国際的な実績と貢献が高く評価され、フィンランドで開催された第45回万国外科学会では名誉会員に選ばれるとともに、世界の若手外科医の活動を奨励することを目的とした「Kitajima Prize」が創設されました。

 今般、8月にタイのバンコクで開催された第46回万国外科学会の総会において、学会内で最大の裁決権を持ち、世界で3人のメンバーから構成される組織Court of honor(名誉会議)の1人に北島学長が任命されました。110年もの歴史と伝統を持つ当学会において非常に重要な役職であり、日本の外科分野における成果を発信していくのみならず、世界における外科分野でのリーダーシップが期待されての任命だということです。

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