2026年度IUHW奨学金授与式を開催しました

2026年度IUHW奨学金授与式が5月18日、東京赤坂キャンパスにて開催されました。モンゴルやベトナム、中国の大使や参事官ご参列の下、6か国34人(ミャンマー18人、モンゴル6人、ベトナム5人、ブータン2人、ラオス2人、カンボジア1人)に証明書が授与されました。また、大学院からは4か国7人(中国4人、ベトナム、モンゴル、ブータン各1人)にIUHW奨学金が授与されました。

高木邦格理事長は授与式冒頭、「30年前に大学を開学した際の目標の1つが、アジアの医療福祉のリーダーをつくるということでした。IUHW奨学金制度は2001年、アジア各国の医療福祉分野で指導的立場となる人材の育成に寄与するためにアジア婦人友好会との協力の下に設立しました。その後、2017年には医学部留学生特別奨学生制度を設立、2018年にはモンゴル教育省、2019年にはベトナム保健省と、医師以外の医療福祉専門職養成を目的に留学生をフルスカラシップで受け入れる制度も設立するなど拡充してまいりました。以来、各国の優秀な学生に奨学金を与え、帰国後には母国の医療福祉水準を上げるための中枢スタッフとなるような医療人を養成してまいりました。さらに今年度からは医療事務や医療経営など経営情報分野も対象となり、本学グループの病院や福祉施設を中心として、幹部として活躍する人材を養成してまいります。大学経営や病院経営が大変であっても、大学は使命感をもって、この奨学金制度を運営しています。奨学生の皆様にはぜひ一生懸命勉強していただくと同時に、日本文化にも触れていただいて、豊かな学生生活を過ごされることを祈っています」と奨学生たちを激励しました。
その後、鈴木康裕学長、矢冨裕大学院長から、証明書が1人ずつ手渡され、各国を代表して下記の7人が学び始めて間もない日本語で抱負を述べました。


レ トラン コック バオさん(ベトナム)
「私は一人ではないと感じています。本学の先生方や皆様のご指導と支えのおかげで、自信を持って学び続けることができています」
キンレー ソナム プンスムさん(ブータン)
「日本に来てちょうど8か月になります。短い期間ではありますが、日本はすでに私にとって第二の故郷のように感じられます。これも、国際医療福祉大学の皆様、そして本日ここにいらっしゃる皆様のおかげです。」
ツェレンダグヴァ ソドバヤルさん(モンゴル)
「私たちは能力がある医者になるためにこの道を選びました。困難なことがあっても大変だと思いすぎず、成長する機会だと考えて、学生生活を明るく過ごしたいと思います」
セム ソクンリザさん(カンボジア)
「これから、皆様の期待にお応えできるよう、一生懸命努力してまいります。そして将来は、カンボジアの医療の発展に貢献できる医師になるつもりです」
ボンサムアン サヤデートさん(ラオス)
「医師になるまでの道のりは、多くの困難があると思います。しかし、支えてくださる先生方や仲間への感謝の気持ちを忘れず、一歩ずつ努力を重ねてまいります」
フー ミャッ トゥエさん(ミャンマー)
「私はこれまで故郷から出たことはなく、日本に留学することは想像もできませんでした。しかし、日本に来てから、皆様があたたかく迎えてくださり、何不自由なく過ごせています。まるで夢のようです」
イェ シャオビンさん(中国)
「私たちは日本で得た知識を生かし、患者様の福祉に役立ててまいりたいと存じます。日中の友情の木がいつまでも青々と茂り続けますよう、心より祈念申し上げます」