お知らせ一覧

HOME > お知らせ一覧 > 第27回あいおいニッセイ同和損害保険奨学生認証式

第27回あいおいニッセイ同和損害保険奨学生認証式

 第27回国際医療福祉大学・あいおいニッセイ同和損害保険奨学生認証式が6月19日(月)東京都渋谷区のあいおいニッセイ同和損害保険本社で行われました。昨年度は新型コロナウィルスの影響で一部オンライン参加の開催となりましたが、今年度は全員が対面式での参加となり、新納(にいろ)啓介社長から認証状を手渡されました。
 この奨学金制度は、あいおいニッセイ同和損害保険の前身の同和火災海上保険が、医療福祉分野を支える有為な専門職の育成を目指す本学の趣旨に賛同し、創立100周年記念事業の一環として1996年に創設されました。1997年度から奨学金の授与が始まり、奨学生の総数は2022年までに237名を数え、奨学金の総額は4億9,000万円に上ります。

  • 第27回あいおいニッセイ同和損害保険奨学生認証式
    第27回あいおいニッセイ同和損害保険奨学生認証式

奨学生の抱負は次の通りです。

「患者さんに安心して検査を受けてもらえる技師になれるようこれからも励んでいく」
(保健医療学部放射線・情報科学科 秋元 凌輔さん)

「将来医療チームの一員として社会貢献できるよう奨学生として高い意識を持って勉強に励みたい」
(医療福祉学部医療福祉・マネジメント学科 大瀧 菫さん)

「認証式で実感がわいてきた。好奇心旺盛な所を活かして将来は様々な視野を持った薬剤師になりたい」
(薬学部薬学科・山田 ほのかさん)

「奨学生になることでこれまでアルバイトに費やしていた時間を勉強や勉強会に充てることができる。患者に寄り添う放射線技師を目指していきたい」
(成田保健医療学部放射線・情報科学科 谷津 双葉さん)

「患者の意思を尊重した医療を提供できる医師、また視野を広めて世界で活躍できる人材となることを目指している。日々多くの人々に支えてもらっていることに感謝しながら精一杯勉学に励みたい」
(医学部医学科 長谷川 月泉さん)

「財政面の心配から解放され全力で医学の勉強に集中できるようになった。おかげで将来医師になる夢を追い続けることができる」
(医学部医学科 グエン キャン フイさん)

「リハビリテーションを通して高齢者や患者さんが幸せで健康で自分らしく生きてほしいという思いがある。日々変化するリハビリテーションの知識や技術を学び続けたい」
(小田原保健医療学部理学療法学科 小林 栄志さん)

「人の心に寄り添うことのできる強い理学療法士を目指している。今まで以上に勉学に励み夢を実現できるよう努力していきたい」
(福岡保健医療学部理学療法学科 久富 大成さん)

「経済的な不安や憂いから解放されて自然と周りを見る余裕が増えたことで多くのことにチャレンジするようになった。奨学生の名に恥じぬよう今の自分に満足せず、精進していきたい。」
(福岡薬学部薬学科 神﨑 麗央さん)

 新納社長からは「皆さんの夢の実現に貢献できることを大変嬉しく思っています。皆さんの誰かを思いやる、その気持ちと我々保険会社の考えは似ています。人との繋がりはとても大切で皆さんにも出会いを重ねて人間力を高めていってほしいと思います。そのことが将来、患者さんに寄り添う際に必ず活きてくると思います。今日の思いを忘れずに日々の勉強にしっかり励んで、医療福祉分野のプロフェッショナルとしてご活躍いただきたいと願っています」とお祝いと激励の言葉が贈られました。本学の鈴木康裕学長はあいおいニッセイ同和損害保険の長年にわたる支援に感謝の意を表した上で「こうして皆さま方にいただいた御恩、これは終生心に残るものだと思います。ぜひ卒業後、実社会に出た後にこの御恩を何らかの形で社会に、患者様に、そして支援を必要とする人たちに支援の形で返す、そういったことがこの御恩に報いることだと思います」とのメッセージを奨学生に贈りました。