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医師国家試験に留学生15人が合格 学校別合格率は99.2%

  • 医師国家試験に合格したフルスカラシップの留学生

 第117回医師国家試験の結果が3月16日に発表され、今年度初めて医学部卒業生を送り出した本学は、124人が合格し、合格率は99.2%でした。合格者の中には15人の留学生が含まれています。ひとつの大学医学部から1度に15人もの留学生が医師国家試験に合格するのは、異例のことです。
 本学は2017年4月、千葉県成田市の成田キャンパスに医学部を開設しました。海外の提携校などから推薦された留学生をフルスカラシップで受け入れており、医学部生の7人に1人が留学生という他の医学部では見られない特長を持っています。
 留学生合格者15人を出身国・地域別で見ると、ベトナム6人、モンゴル2人、インドネシア2人、カンボジア1人、ミャンマー1人、韓国1人、アメリカ1人、台湾1人です。
 フルスカラシップの留学生の大半は、来日当初、日本語の読み書きができませんでした。入学前に本学の日本語別科で勉強を始め、入学後も医学の勉強とは別に日本語教育のサポートを受けてきました。そして今年2月、日本人と同じ条件下で医師国家試験に臨み、晴れて合格をつかむことができました。
 合格したベトナム、モンゴル、インドネシア、カンボジア、ミャンマーの留学生計12人は、来日当初の日本語教育を含めて、授業料、教材費、生活費、寮費等に至るまで、6年間合計で約3500万円を負担している本学の奨学生です。