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東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委から感謝状

 東京オリンピック・パラリンピック競技大会で、本学が開催に多大な貢献があったとして、同大会組織委員会から本学に感謝状が贈られました。特に、出場選手のドーピング検査に、成田保健医療学部医学検査学科の教員・学生が協力したことに対して、同委の担当幹部が本学を訪れ、謝意を表しました。

参加校最多の46人がドーピング検査に対応

 本学は期間中、延べ71人の医師を競技会場に派遣し、医療対応にあたりました。また同大会では、五輪史上初めて、学生が中心となったドーピング検査チームが結成され、関東地方の5大学と、検査設備を持つ臨床検査企業が、組織委の協力要請に応じました。臨床検査技師をめざす計140人の学生が24時間・3交代制のシフトを組み、指導役の教員と共に大量の検査に対応。本学からは5校中で最多の同学科3、4年生46人と、教員4人が参加しました。

 チーム全体では一日最大で約400件の検査を行い、オリンピックでは延べ6500件、パラリンピックでは同1500件ほどの検体を調べたそうです。

 本学を訪れた同委の芝紀代子・大会運営局アドバイザー(文京学院大学名誉教授、薬剤師・臨床検査技師)は「WADA(世界ドーピング防止機構)から高い評価を受けた。臨床検査の教育にも重要な役割が果たせた」と謝意を伝えました。これに対し大友邦学長は「検査体制がうまくいって良かった。学生のモチベーションも上がった」と応じました。

  • 本学を訪れた芝紀代子・大会運営局アドバイザー(前列右)と大友学長ら
  • 贈られた感謝状