学生のみなさまへ 学長より新年のご挨拶
国際医療福祉大学学長 大友 邦
あけましておめでとうございます。
2021年の年頭にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
一昨年秋以降、世界は新型コロナウイルス感染に翻弄され、グローバル化した現代社会の「もろさ」を痛感させられる日々が続いております。
国際医療福祉大学としては、昨年春の緊急事態宣言に対応してオンライン授業を導入し、感染が一段落した夏以降は可能な限り対面授業を再開するなど、大学本来の役割を果たすために努力してまいりました。その中で学生の皆さんには毎日の健康チェックをはじめ、部活動を含む様々な行動制限をお願いしてきました。息苦しく感じ不満をもった方もおられたと思いますが、重症化リスクの高い方々と接する機会がある実習を必須とする医療福祉系大学として、やむを得ない措置だと考えております。その分、感染疑いの方に対するPCR検査体制を充実させ、皆さんが安全に授業・実習に取り組める環境を整備しております。
残念ですが、新年もなお新型コロナウイルス感染拡大が続いており、少なくとも今年の前半は引き続き感染対策に頭を痛め知恵を絞る日々が続くことを覚悟しなければなりません。いわゆるコロナ疲れに陥らないために、可能な範囲で心身のリフレッシュを図っていただければ幸いです。
政府が緊急事態宣言の発出について検討に入っており、キャンパス所在地の自治体の活動制限などを見極めながら、大学として判断してまいりますが、大学の方針に対して、いろいろな捉え方、感じ方があることは承知しております。対面授業を歓迎する方がおられる一方で、感染の危険を感じる方もおられるはずです。そのような不安や不満は一人で抱え込まず、ぜひ大学スタッフに伝えてください。もちろん要望や提案もお待ちしております。すべてにお応えすることは難しいですが、真摯に検討させていただきます。
大学が一丸となって、この難局を切り抜けてまいりましょう。よろしくお願い致します。