平成28年度認定看護管理者教育課程「セカンドレベル」が終了しました
セカンドレベル閉講式
(佐藤みつ子センター長)
当センターの認定看護管理者教育課程「セカンドレベル」は平成28年9月24日に開講し、平成29年3月4日に閉講式を終えました。本課程では、セカンドレベルの「修了証書」とともに、学校教育法の規定に基づく「履修証明書」が授与されました。
「セカンドレベル」の受講者の多くは、各部署の看護管理者・中間管理者として、あるいは現場のリーダーとして第一線で活躍されており、約6か月の期間、週末の2日間(金、土曜日)は研修を受け、その学びを月曜日から木曜日に職場に戻って実践し、学びを深める日々を送られました。受講者は、この長期間、看護管理を他者に委譲することも大きな学びの一つになったようでした。
最終日の成果発表
「研修の学びと3年後の自分」
また、まとめとしての教科の「統合演習」では、自部署の看護管理の現状を分析・課題を明らかにして看護管理の改善計画書を作成し、発表を経験しました。さらに全教科を通して物事を論理的に思考することの重要性、根拠をもって他者に説得することの必要性に気づいていました。
研修期間中は、初めての体験での困難さも時々見受けられましたが、峠を越えて、次第に学びが実感として得られ、それが各自の自信に変わっていく姿は、学習本来の意味を見出せたのではないかと思われました。
もうひとつの収穫としては、受講者がいろいろな施設より来ているため、研修期間に交流した仲間との「絆」は、生涯かえがたい宝となったでしょうし、大切に育んでいただきたいと願っております。
(セカンドレベル担当者)