#11 読売新聞特別講座「ウイズ・コロナ時代を生きる」(医療福祉ジャーナリズム概論)
コーディネーター:丸木 一成 教授(医療福祉ジャーナリズム分野責任者)・水巻 中正 教授(医療福祉ジャーナリズム分野)
2021年度の菅政権は、厳しい財政事情の中、国民の命と暮らしを守るコロナ対策と経済回復の二兎を追う、難しいかじ取りを行っています。オリンピックは開催できるのでしょうか。コロナ禍は社会的弱者を襲い、自殺者も増えているなか、期待のワクチンは救世主となるのか。コロナ後の世界も見据え、読売新聞の一線で活躍する記者や論説委員らを迎え、諸問題にメスを入れ、課題を探り、方策を考えます。
開催日時 | 4月9日開始/金曜/18:00~19:30 |
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受講形態 |
【Web受講】 収録した講義映像をインターネット上で視聴いただくサービスです。 受講期間内であれば、いつでも何度でも視聴が可能です。 【対面受講】 予約制で実施いたします。 ※予約方法など参加時の注意事項はこちら ※人数制限により、ご希望に応じかねる場合がございます。 ※新型コロナウイルス感染の状況により受講形態の変更の可能性がございます。 |
受講料 | 一般:40,000円(全15回) (2名申込33,000円/1名・3名申込31,000円/1名・4名以上申込29,000円/1名) 6回コース:18,000円(お好きな回をご選択ください。複数名割引はなし。) 今期開講される、乃木坂スクールのほかの講座(受講料30,000円以上のもの)を同時にお申込される場合は、1講座あたり5,000円の割引があります。その他、港区在住・在勤の方を対象としたものなど、各種割引制度がございます。(割引制度はお一人様、一種のみの適用となります) ※港区在住・在勤の方等、割引の適用がある場合は、「申し込み区分」にて該当する項目をお選びください。 |
定員 | 30名 |
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回 | 日時 (Web配信は 2日後以降) |
講義名・講義内容 (内容は変更になる場合があります) | 講師 |
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1 | 4/9(金) 18:00~19:30 |
新型コロナ肺炎と医療へのインパクト 世界的なパンデミックが4,5年に一回は起きる前提で、今後の医療と経済を考える。欧米と我が国の違い、4月以降の感染症対策や医療機関経営をどう考えるべきか概説する。 |
前厚生労働省医務技監 鈴木 康裕 |
2 | 4/16(金) 18:00~19:30 |
菅内閣の課題と展望 菅内閣は、新型コロナ対策と経済再生を掲げ、好調な船出だったが、学術会議問題などの説明不足、コロナ禍が拡大する中、指導力が問われ、支持率も低下。前途は険しい。 |
読売新聞 編集委員 望月 公一 |
3 | 4/23(金) 18:00~19:30 |
視界不良!バイデン時代の日米同盟 今後の日米同盟では、常に米中関係の影響を受けたマネージメントを迫られる。外交に大きく左右されないためには、自衛隊と米軍の関係強化がこれまで以上に重要だ。 |
日本大学 教授 勝股 秀通 |
4 | 4/30(金) 18:00~19:30 |
ワクチンと免疫 新型コロナとの闘いには、ウイルスだけでなく、我々の体に備わる免疫を理解する必要がある。ワクチンの効果や治療薬、検査を考えるうえで重要な免疫を考える。 |
読売新聞 科学部 木村 達矢 |
5 | 5/7(金) 18:00~19:30 |
新型コロナと社会保障 病院や介護事業所の経営が悪化。介護分野は過去最高の年間倒産件数を更新しそう。非正規雇用や外国人といった社会的弱者も直撃。社会保障の観点からコロナ禍を考える。 |
読売新聞 社会保障部 板垣 茂良 |
6 | 5/14(金) 18:00~19:30 |
新型コロナと働き方改革 同一労働同一賃金のルールが始まり、「正規」「非正規」社員の待遇格差是正が求められる。そんな中、非正規の解雇や雇い止めが相次ぎ、不安定な立場が改めて浮上した。 |
読売新聞 社会保障部 野島 正徳 |
7 | 5/21(金) 18:00~19:30 |
コロナと東京一極集中 転入者の多い東京都で、20年7月から転出超過が進む。コロナ禍でテレワークが普及し、地方に移住者も出始めた。密な大都市を脱出する動きは一極集中を変えるか。 |
読売新聞 編集委員 阿部 文彦 |
8 | 5/28(金) 18:00~19:30 |
生殖医療の今 第三者から精子や卵子の提供を受けた場合の親子関係を定めた民法の特例法が成立した。議論の本格化から20年、背景に何があったのか。最近の動きも解説する。 |
読売新聞 医療部 大沢 奈穂 |
9 | 6/4(金) 18:00~19:30 |
コロナ専門家会議の対応 感染拡大の中、政府の専門家会議や対策分科会などの有識者が、ウイルスの特徴や社会経済活動への影響を考慮し、対策の議論をリードしてきた。有識者の役割を考える。 |
読売新聞 医療部 米山 粛彦 |
10 | 6/11(金) 18:00~19:30 |
ネット社会と医療情報 新型コロナをめぐって 新型コロナをめぐるデマが後を絶たない。出所不明のつぶやきが瞬時に拡散するネット社会。感染者や医療従事者への差別や偏見など、コロナがあぶり出した諸問題を考える。 |
読売新聞 メディア局専門委員 田村 良彦 |
11 | 6/18(金) 18:00~19:30 |
横行する“疑似科学” 科学を装いつつ内実は科学と違う「疑似科学」が横行、コロナ禍の医学情報にも見られる。人に都合のいい事実に目が向きがちだが、疑似科学を見分ける注意深さが必要だ。 |
読売新聞 調査研究本部 佐藤 良明 |
12 | 6/25(金) 18:00~19:30 |
社説でみる社会保障政策 読売新聞の社説を題材に、医療、介護、年金、雇用、少子化、生活困窮の問題点を整理し、社会保障全般にわたり解説する。コロナ禍を踏まえた社会保障政策の方向性を示す。 |
読売新聞 論説委員 大津 和夫 |
13 | 7/2(金) 18:00~19:30 |
コロナ禍と報道 12回の講義を振り返り、コロナ禍が暮らしに与えた影響を報道を通して考える。 |
国際医療福祉大学大学院 教授 丸木 一成 |
14 | 7/9(金) 18:00~19:30 |
文章、論文の書き方 わかりやすく、説得力のある文章はどのように書くのか。修士、博士論文における創造性、新規性とは、そして論理的展開について論じる。 |
国際医療福祉大学大学院 教授 水巻 中正 |
15 | 7/16(金) 18:00~19:30 |
国際協調と多文化共生 コロナ禍は命の尊厳と情報の共有、国際協調の大切さを問うた。自国中心主義を排し、連帯、多文化共生の推進は人類にとっての使命である.. |