大学院のご案内

研究科・分野のご案内 GRADUATE SCHOOL / FIELD

医学研究科 公衆衛生学専攻

研究科長ご挨拶

国際医療福祉大学大学院は、保健医療福祉の分野において指導的役割を果たすことができる高度医療専門職の育成を目的として、1999年に開設されました。このたび大学院に、医学部と連携し保健医療福祉の向上に貢献する有能な人材を育てるために、2018年4月に医学研究科を新設いたしました。 医学専攻(博士課程)と公衆衛生学専攻(修士課程)を擁し、国際的な医療交流拠点として機能できるよう、教育・研究環境を一層充実させる所存です。
本大学院では、深い学識と学術の理論と応用を極めるとともに、仕事を持つ社会人にも良好な研究環境を提供できるよう、利便性とICTを活用した教育 内容に特長があります。大きく変貌を遂げる日本の未来を担うべく、ゲノムやがん医療、国際感染症、遠隔画像診断、医学教育学、医療福祉管理学や国際保健学など、さらなる発展が期待されている分野に力を注ぎ、絶えずイノベーションを実現できるよう総合的大学院教育や研究を推進していきたいと考えております。
皆様のご入学を心より期待申し上げます。

大学院長・医学研究科長 三浦 総一郎

慶應義塾大学医学部卒業、医学博士。
前防衛医科大学校長。防衛医科大学校名誉 教授、慶應義塾大学客員教授。2017年6月より本学大学院長

専攻主任ご挨拶

社会人の方が働きながら学べるカリキュラム構成です。1年次前期では、基本5科目を体系的に学び、その後、各領域に分かれて専門的な教育・指導を受けます。東京赤坂キャンパスには、医療経済研究や臨床疫学研究、医療ビッグデータの解析など幅広い専門性を持つ教授陣がそろっています。成田キャンパスでは、国際保健に関する諸外国との共同研究や、感染症国際研究センターとの連携による感染症研究も可能です。時代と社会のニーズに対応した新しい大学院で、一緒に学びましょう。

公衆衛生学専攻主任 池田 俊也

慶應義塾大学医学部卒業。医学博士。
ハーバード大学公衆衛生大学院修了。
元ペンシルベニア大学訪問研究員。
前慶應義塾大学医学部専任講師。

分野責任者ご挨拶

国際医療学分野

国際医療学分野は国際保健領域と感染症領域の2つの領域で構成されています。医療の領域においても国際化は急速に進んでおり、国内の医療機関で海外からの患者を診療したり、海外の医療機関で日本人が医療行為を行うことも珍しいことではなくなってきました。ただし、それに伴って各種の課題も浮き彫りになっています。そこで、本領域では国内外の医療現場などで起こり得る各種の課題解決に取り組むことができる人材の育成を目的としています。
また、感染症を取り巻く状況は大きく変化しています。海外ではエボラ出血熱やジカウイルスなど流行性の感染症が話題になりがちですが、耐性菌などゆっくり拡大して深刻化している問題もあります。そこで、感染症領域では、感染症の状況を世界的な視野で捉えて、今後、各方面で活躍できる人材を育てることを目的としています。医療現場において感染症のコントロールに参画でき、専門的立場からアドバイスが与えられるような人材を育てたいと思います。

国際医療学分野責任者 松本 哲哉

長崎大学医学部卒業。医学博士。
長崎大学第二内科入局後、東邦大学医学部微生物学講座講師、米国ハーバード大学チャニング研究所リサーチフェロー、東京医科大学微生物学分野主任教授、東京医科大学病院感染制御部部長(兼任)を歴任。
日本化学療法学会常務理事、日本環境感染学会理事、日本臨床微生物学会理事、日本感染症学会評議員、PMDA専門委員。

医療福祉管理学分野

700万人の団塊の世代が後期高齢者となる2025年まで、あとわずか7年。この間、国は医療と介護の提供体制を大きく見直そうとしています。具体的には地域医療構想、地域包括ケアシステム等の構築がまったなしの状態となっています。
こうした2025年問題を中心に、医療・介護政策のこれからを一緒に考えて行きましょう。

医療福祉管理学分野責任者 武藤 正樹

新潟大学医学部卒、新潟大学大学院医科研究科修了後、国立横浜病院にて外科医師として勤務。ニューヨーク州立大学家庭医療学科に留学。厚生省関東信越地方医務局指導課長。国立医療・病院管理研究所医療政策研究部長。国立長野病院副院長。国際医療福祉大学三田病院副院長・国際医療福祉総合研究所長・同大学大学院教授、2018年4月より現職。

疫学・社会医学分野

私はこれまでに、働く人々の健康の維持・増進と労災の予防を目的とした疫学的研究を、日米を通じて行ってきました。最近では特に長時間労働、職場のストレス、メンタルヘルスをバイオマーカーによって評価する研究や働く人々の幸福感やウェルビーイングを向上させる研究に取り組んでいます。
こうしたテーマに関心のある方で、これから国際的に活躍してみたいという方は、ぜひ本学大学院を受験いただきたいと思います。

疫学・社会医学分野責任者 中田 光紀

早稲田大学人間科学部卒業、上智大学大学院文学研究科心理学専攻修了、東京大学大学院医学系研究科単位取得済退学、医学博士。
前産業医科大学産業保健学部・大学院産業衛生学専攻教授、元米国疾病予防センター労働安全衛生研究所チーム・リーダー。 2018年4月より本学大学院医学研究科公衆衛生学専攻疫学・社会医学分野責任者。
東京赤坂心理・医療マネジメント学部心理学科長を兼任。

定員・修業年限・取得学位

入学定員: 10名
修業年限: 公衆衛生学専攻(修士課程/2年間)
取得学位: 修士(公衆衛生学) (Master of Public Health)

カリキュラムと特長

3つの主要分野

1.国際医療学分野

【国際保健領域】=医療現場などでの課題解決提案や、国際的な政策提言ができる人材を育成します。
【感染症領域】=専門家として医療現場で活躍できると同時に、サーベイランスなど感染症発症動向に携わる人材を育成します。

2.医療福祉管理学分野

【医療福祉政策学領域】=医療・福祉政策に幅広い知見を持ち、政策の現状と課題を理解しながら解決策を打ち出せる人材を育成します。
【医療福祉経営学領域】=医療・福祉施設の経営に豊富な知識・経験を持つ専門家を育て、総合的・科学的な経営をめざします。

3.疫学・社会医学分野

【疫学・生物統計学領域】=臨床試験に不可欠な統計学、医学研究のデザイン等に役立つ疫学、薬剤疫学など、医療全般でのデータ解析・評価ができる専門家を養成します。
【社会医学領域】=母子保健、老人保健、産業衛生など医学・公衆衛生上の諸問題に適切に対処し、課題を解決できる人材を育成します。

担当教員

国際医療学分野

  • 氏名
  • 担当領域
松本 哲哉

感染症学(微生物学、感染制御学、臨床検査医学、免疫学)

加藤 康幸

感染症学

矢野 晴美

感染症学

渡邉 治雄

感染症学

小川 俊夫

国際保健学

Ngatu Nlandu Roger

国際保健学

医療福祉管理学分野

  • 氏名
  • 担当領域
武藤 正樹

医療福祉政策学・医療福祉経営学

池田 俊也

医療経済評価、薬剤疫学、医療政策学

石川 ベンジャミン光一

医療福祉政策学・医療福祉経営学(大規模データ・地域医療分析)

荻野 美恵子

医療福祉政策学・医療福祉経営学

高橋 泰

医療福祉政策学・医療福祉経営学(高齢化社会、医療介護の効率化、医師地域偏在、ICTの活用)

疫学・社会医学分野

  • 氏名
  • 担当領域
中田 光紀

社会医学

稲垣 誠一

疫学・生物統計学(統計学、疫学、人口学、計量経済学、経済政策)

桜井 亮太

疫学・生物統計学(EBM、臨床疫学、循環器内科学、医療情報学)

山崎 力

疫学・生物統計学(臨床疫学、予防医学、循環器病学、トランスレーショナル・リサーチ、研究倫理)

赤津 晴子

社会医学

石川 和信

社会医学(医学教育、シミュレーション医学、医療コミュニケーション、循環器内科学、老年医学、動脈硬化)

岡 孝和

社会医学(心身医学、統合医療、ヨガ、ストレスマネジメント)

中尾 睦宏

社会医学(行動医学、職業性ストレス、うつ病予防、自殺予防)

中里 道子

社会医学

和田 耕治

社会医学(産業保健、健康危機管理、感染症、国際保健、疫学)