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校歌

国際医療福祉大学校歌 「未来(あす)への扉」制作過程のエピソード

作詞の森由美子氏(左)、作曲の内田範夫氏(右)

■校歌・大賞受賞インタビュー(「IUHW第54号」より抜粋・転載)

本日の卒業式で初めて、お二人にお作りいただきました校歌を披露させていただいたわけですが、実際にお聞きになっていかがでしたか?

内田
自分の曲が自分の手から離れて、皆さんに歌っていただくことが、曲を作るうえでの何よりの感動なんですが、今日も大変感動しました。
そうですね、やはり、式が始まって、卒業生の皆さんが手元の楽譜を開かれたときに、感動して、胸に込み上げるものがありましたね。

今回本学では校歌を一般公募し、お陰様で30点もの応募をいただき、選考の結果この「未来への扉」に決定させていただいたたわけですが、お二人は、どのようにして公募をお知りになりましたか。

内田
森さんとは、二人で曲作りをしているものですから、同じ(公募)雑誌を購入しているのですが、その中に、こちらの校歌募集が出ていまして、作詞・作曲ということでしたので、「二人でやってみようよ」ということになったわけです。

いつもは、お二人はどのようにして曲作りをなさっているのでしょう。

内田
二人のパソコンには、同じ音楽ソフトが入っていまして、私が曲を作って送ると、森さんがそれに詞をつけてメールで返してくれるんです。後は電話でのやりとりですね。私が受話器を顎に挟んで、ギターの弾き語りで歌って、「どうかな」なんてやってるんですよ。(笑)
ところが今回は、「校歌の場合は絶対に詞が先だろう」と内田さんが主張するので(笑)、まず一番の歌詞を書いてお渡しして曲を付けていただき、それから二番・三番を考えました。

ところで、大田原に建つ本学のイメージを静岡にお住まいのお二人はどのようにしてとらえられたのですか。

インターネットで、こちらの大学や大田原市のホームページを見せていただいたり、地図を調べたりしてイメージしました。
内田
私は、森さんの歌詞からイメージを膨らませたのですが、今回、那須塩原の駅で、広い大地と雪を頂いている山々を見て、まさにイメージ通りだったので、二人で「ピッタリだったね」って喜んでいたところです。(笑)本学でも大切に歌い続けさせていただきます。本日はありがとうございました。

(取材・文:IUHW編集部・写真:加藤文哉)

※ 2008年度に歌詞の一部が変更になりました。