国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンター

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情緒障害児短期治療施設「那須こどもの家」におけるボランティアの取り組み

2014年1月17日

ボランティアコーディネーター二見が、大阪ボランティア協会が発行する市民活動総合情報誌「Volo」 (2013年10・11月号)に本校ボランティアセンターの取り組みについて寄稿しました。以下に抜粋を紹介いたします。


国際医療福祉リハビリテーションセンターボランティアセンターは、国際医療福祉大学の敷地内に設置されており、地域の人々のほか、多くの学生が授業の合間にボランティア活動ができるという環境にある。その特質を生かし、福祉施設における個別ニーズに対応するボランティアプログラムにも力をいれてきた。「あなたのためだけのボランティア」を可能にしてきている。

その活動のひとつ、「那須こどもの家」のボランティアプロジェクトの活動を、ウォロ(大阪ボランティア協会発行のボランティア情報誌)に紹介させていただいた。
「~この活動の中で、ボランティア活動者に期待するものは、諸事情があり施設で、集団生活をしている子どもたちの「個の想い」を尊重し、受け止めることである。活動者も「たった一人の素の自分」の目、感性を持って接して欲しいと思っている。子どもたちは「素」で自分と向き合ってくれることに嬉しさを感じるであろうし、活動者も人としての真の底力を培うことができる~」
「社会が子どもを守る」という大きな意味をもつところにも関わっていく活動でもある。

子どもの家の活動に限らず、今後も「個のニーズ」を大切にしていきたい。施設で生活する方たちにとって少しでも幸せ感を持ってもらえるように、施設だからこその安心感と笑顔に繋がるボランティアコーディネーションをめざしていく。

(担当 ボランティアコーディネーター二見令子)