副センター長あいさつ
九州地区生涯教育センター
副センター長 神坂 登世子
九州地区生涯教育センターは、国際医療福祉大学の理念である「共に生きる社会の実現」のもと、専門職に対して生涯教育の支援や研鑽の場を提供し、基礎教育を終えた社会人の継続教育を容易にするために設立されました。
2013年度には、認定看護師教育課程「感染管理」を開講、第1期生30名が、6ケ月間の研修後、全員無事に日本看護協会の認定審査に合格することが出来ました。
2014年度は、看護管理のキーマンである看護管理者の質向上を図るために、認定看護管理者教育課程ファーストレベルを開講、2015年度には更にセカンドレベルを開講しました。そして、人材育成や働きやすい職場づくり、安全、安心を担保し組織の質を向上させるために、看護管理者の育成とネットワークづくりに努めてきました。
保健師助産師看護師実習指導者養成講習会は、これまでの成果を踏まえ、キャリア開発のスタートである看護学生に、充実した臨地実習を提供し教育と臨床の連携を図ることが出来る実習指導者の育成に努めていく所存です。
将来的には看護に他分野の生涯教育コースを加え、多職種連携、チーム医療の実践のための教育研修が展開される予定です。(幸いこのセンターは国際医療福祉大学・大学院等の教育機関やコメディカルなど他職種の教育が行われ、チーム医療そのものの理解や実践が可能だという強みがあります。)
いずれのコースも主任・専任教員をはじめ充実した講師陣で臨んでおり現場の問題を解決したい、看護の質向上に貢献したい等々多くの学びたい方を受け入れ、教育と臨床現場を活用しながら、自施設に還元していただけるようにと考えております。
「組織は人なり」です。どんな時代が来ようとも優秀な能力のある人材で乗り切る必要があります。チャンスをとらえてチャレンジし、新しい看護の価値を創造できるナース、広い視野を持ち先が読める管理者や次世代のリーダーの育成に当たりたいと、担当教員をはじめ関係者一同お待ちしております。
どうぞ多くの方のご応募をお待ちしております。
神坂 登世子(かみさか とよこ)
略歴
- 2000年
- 国家公務員共済組合連合会浜の町病院 看護部長就任
- 2000年
- 認定看護管理者
- 2007年
- 福岡県看護協会長就任
- 2007年
- 日本赤十字九州国際看護大学 臨床教授
- 2007年
- 国際医療福祉大学院 保健医療学 修士課程修了
- 2008年
- 国家公務員共済組合連合会浜の町病院副院長就任
- 2010年
- 新潟大学大学院保健学研究科 臨床教授
- 2012年
- 日本看護管理学会評議員就任
- 2013年
- 国際医療福祉大学福岡看護学部・大学院教授
- 2013年
- 九州地区生涯教育センター副センター長就任
- 2013年
- 11月瑞宝双光章受章
- 2019年
- 学校法人高木学園 福岡国際医療福祉学院 副学院長