言語聴覚士(Speech-Language-Hearing Therapist)は、国家資格です。
言語聴覚士は、1999年に国家資格として誕生した新しい専門職。アメリカには約13万人の言語聴覚士がいるのに対し、日本にはまだ約1万9千人しかいません。ことばに対して何らかの障害を持つ人は日本に約650万人もいるといわれているなか、言語聴覚士は圧倒的に不足しており、今後、活躍の場はますます大きく拡がります。
言語聴覚士は、ことばや聞こえ、認知、嚥下(えんげ/意味:飲み込み)などに問題がある方々に対して、評価・訓練・指導などを行い、思いを伝えあって生きる喜びを持てるように専門的立場から支援する専門職。脳卒中などが原因で発生する失語症・聴覚障害・ことばの発達の遅れ・声や発声の障害に対し、検査によってその程度を判定し、医師の診断のもと、訓練のプランを作成します。そのうえで、発生のための筋力トレーニング、言葉を引きだすためのプリントやカードを使った訓練、ことばの発達が遅れている子どもへの言語発達促進援助や、言語指導などを行い、コミュニケーション能力の改善を図るのです。
また、食べ物をうまく飲み込めない嚥下(えんげ)障害の訓練や、患者さんのハンディキャップを軽減するためのご家族に対する助言・指導なども、言語聴覚士の重要な仕事です。
国際医療福祉大学の 言語聴覚士 国家資格試験合格率
90.5% (2012年3月卒業生) *全国平均 62.3%
昨年度(2011年度)の言語聴覚士 国家試験の合格者数は、国際医療福祉大学が全国1位。
卒業後の活躍の場
- 病院、リハビリテーションセンター、などの医療機関
- 老人保健施設、通所リハビリテーション、児童相談所・療育施設などの福祉施設
- ことばの教室、教育センター
- 大学や養成施設などの教育・研究機関
*国際医療福祉大学・2011年度 卒業生の就職率 100%
実習・演習風景
ケース検討会

患者さんの言語やコミュニケーション能力について話し合い、適切な訓練・指導プログラムを考えます。
発声発語領域の実習

最新の機器を使って、声の様子を細かく調べ、適切な訓練や指導方法を考えます。
子どもに対する聞こえの検査

子どもに合わせた機器を使い、興味や関心をひくような話しかけを通して聞こえの検査を行います。
発達に問題のある子どもたちへの実習

遊具を利用しながら、子どものコミュニケ−ション能力を評価し、検査の手順や指導・援助方法を丁寧に指導します。
