国際医療福祉大学大学院主催シンポジウム

『国境を越える患者と病院』

 定員に達しましたので申込みは締め切りとさせていただきます。
 多数のお申込みありがとうございました。


 本シンポジウムは、本年3月に開催された「メディカル・ツーリズムの現状と課題」に続く、医療の国際化に関するシンポジウムの第2弾です。
 今回は「国境を越える患者と病院」と題して、2つの視点から日本の医療の国際化について考えていきます。前半は「国境を越える患者」と題し、国境を越えて海外の病院を受診する患者が急速に増えていく中で、政府はどのように関わっていくべきなのか、韓国のメディカル・ツーリズムの責任者である韓国保健産業振興院国際医療事業団・団長のDr. Kyung-Won Jang氏のご講演等も交えて、日本の関係者間で議論していきます。
 一方後半部分では、近年、日本の病院が海外に進出する事例もでてきていることから、 ある医療法人の中国進出計画の事例を取り上げ、その関係者の方々のご講演を参考としながら、海外(今回は主として中国)における日本の医療機関の役割と課題について考えます。  当日は、医療機関や行政関係者の他、学識経験者や企業関係者の方にお集まりいただき、 様々な角度から議論していきたいと思います。
 なお、終了後、別会場にて登壇者との交流会も予定しています。ぜひご参加ください。

日程

2010年8月28日(土)午後1:00〜午後5:00(受付開始12:15)
国際シンポジウム「国境を越える患者と病院」(PDF)

会場

国際医療福祉大学院東京キャンパス5Fホール
〒107-0062 東京都港区南青山1-3-3 青山1丁目タワー4・5階

参加費

5,000円

定員

150名(定員に達しましたので申込みは締め切りとさせていただきます)

備考

@日韓中同時通訳
Aシンポジウム終了後、別会場にて交流会(参加費:10,000円、場所:六本木ヒルズクラブ内レストラン)を開催致します。
交流会参加ご希望の方は、シンポジウムと一緒にお申込み下さい。後日、シンポジウムの詳細についてご案内致します。
なお、交流会のみのご参加はご遠慮ください。
Bシンポジウム・交流会の参加費は、当日会場にてお支払いください(なるべく釣り銭のないようご協力をお願いします)。
Cお申し込み後、シンポジウム・交流会をキャンセルされる場合には事前に必ずご連絡下さい。

プログラム

12:15〜

受付

13:00〜13:05

開会のご挨拶
国際医療福祉大学大学院
大学院長 開原 成允

13:05〜13:15

「本シンポジウムのねらいについて」
国際医療福祉大学大学院 医療経営管理分野
准教授  岡村 世里奈

T 国境を超える患者
13:15〜14:00

基調講演「韓国医療のグローバル・プロジェクト」
韓国保健産業振興院 国際医療事業団
団長  Dr. Kyung-Won Jang, Ph.D.氏

14:00〜15:00

パネルディスカッション「医療の国際化と政府の役割」
コーディネーター 国際医療福祉大学大学院 大学院長 開原 成允
<パネリスト>
韓国保健産業振興院 Dr. Kyung-Won Jang氏
厚生労働省 大臣官房参事官 木村博承氏
経済産業省 商務情報政策局サービス産業課課長 藤本康二氏
観光庁 国際観光政策課課長 柏木隆久氏
亀田メディカルセンター 特命副院長 ジョン・ウオーカー氏
順天堂大学医学部附属順天堂医院 総合診療科 先任准教授 久岡 英彦氏

15:00〜15:10
休憩
U 国境を越える病院
15:10〜16:00

基調講演「中国咸陽市における日本の病院の誘致計画とその挫折」(仮題)
医療法人伯鳳会 理事長 古城 資久氏
咸陽市民中心病院 院長 蘇 旅 明氏

16:00〜16:55
パネルディスカッション「海外(中国)における日本の病院の役割とその課題」
コーディネーター  国際医療福祉大学大学院 岡村 世里奈
<パネリスト>
倉敷第一病院 院長  原 史人氏
前在中国日本国大使館一等書記官(厚生労働省派遣)  若林 健吾氏
日揮株式会社メディカル事業部  野々山 尚毅氏、他
16:55〜17:00
閉会のご挨拶
18:00〜19:30
交流会(六本木ヒルズクラブ内レストラン)

※会場内での録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。


ゲストスピーカーのご紹介

Dr. Kyung Won Jang Ph.D. (張慶元)氏
韓国保健産業振興院(KHIDI) 国際医療事業団 団長

 韓国保健産業振興院(Korea Health Industry Development Institute, 以下KHIDI)は、韓国の保健バイオ産業を高付加価値国家核心戦略産業の一つとして育成し、国民の健康増進や国家経済発展を図ることを目的として1998年に設立された政府機関である。KHIDI内で韓国のGlobal Healthcare産業の発展を図るための役割を担当している部署が国際医療事業団(Global Healthcare business Department)である。国際医療事業団には、医療、マーケティング、保健、法律、政策の専門家が所属しており、韓国医療の優秀性を世界に伝えるとともに、外国人患者が韓国でより安全で便利な治療が受けられるように様々な事業を行っている。
  Dr. Kyung Won Jang, Ph.D. 氏は、国際医療事業団の団長を務めるとともに、韓・米FTA協商 保健産業分野実務作業班長、韓・中FTA保健医療分野事前協商専門家代表、ICH(国際医薬品規制調和国際会議)韓国代表、APEC生命科学・革新フォーラム韓国代表、APEC規制調和センター事務局長、国際医療観光協会(Medical Tourism Association, MTA)アジア代表、韓国国際医療協会(Korea International Medical Association, KIMA)事務局長など様々な役職を兼任しており、韓国のメディカル・ツーリズムの中心人物の一人である。

蘇 旅明氏
中国 咸陽市中央病院院長

 1956年生まれ、中国陝西西安医科大学卒業。中国陝西省咸陽市第二病院(中国陝西省咸陽市中央病院) 院長に在任。主任医師、外科教授、修士指導医でもある。また中国陝西省咸陽市衛生部門高級職審査委員会委員、医療事故鑑定委員会委員、人身傷害医学鑑定組メンバー、中国陝西省外科学会第五回委員会常務委員、中華医学学会会員なども務める。中国の市、省、部からさまざまな賞を受けており、特に市の科学成果賞は11回受賞。各専門誌に論文20篇を発表している。2000年中国陝西省衛生庁、医学学会に優秀医学者を授与、2002年中国陝西省咸陽市衛生局に優秀院長を授与、2008年全国衛生部門優秀医学者の称号を得る。

木村 博承氏
厚生労働省大臣官房参事官

 1986年厚生省入省。92年同省健康政策局総務課医療技術開発室室長補佐。97年同省大臣官房政策課課長補佐。 2001年厚生労働省健康局総務課課長補佐。同局国立病院部政策医療課課長補佐。04年石川県健康福祉部長。 07年環境省総合環境政策局環境保健部環境安全課課長。09年厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室長。 10年8月より現職」

藤本 康二氏
経済産業省商務情報政策局サービス産業課課長

 1963年生まれ。1987年通商産業省入省後、機械情報産業局総務課、政策局国際経済部国際経済課などを経て2003年から経済産業省商務情報政策局サービス産業課医療・福祉機器産業室長。その後JETROドイツ・デュッセルドルフセンター(軽機械センター)勤務を経て2008年より現職。メディカル・ツーリズムの産業化に携わる。

柏木 隆久氏
観光庁国際観光政策課課長

 1964年神奈川県生まれ。1989年東京大学法学部卒業。同年運輸省入省後、新東京国際空港公団企画室長代理、海上交通局港運課補佐官、外務省在中華人民共和国日本国大使館一等書記官、総合政策局国際業務課国際調整官、総合政策局総務課国際調整室、独立行政法人国際観光振興機構北京観光宣伝事務所長、独立行政法人国際観光振興機構北京事務所長などを経て2010年7月より現職

ジョン・ウオーカー氏
医療法人鉄蕉会 亀田メディカルセンター 特命副院長

 米国ベイラー大学にて病院管理学修士号を取得、全米医療管理者学会の特別研究員でもある。アイオワ大学大学院の病院管理プログラムにおいて指導教官を務め、1991年に亀田メディカルセンターに入職。亀田メディカルセンターにおいては、これまでに数十名の夏季研修生を指導した。現在は特命副院長として勤務。日本の医療制度に関する論文も多数あり、日経BP社より患者向けガイドブックとして「ニッポンの病院」を上梓した。亀田メディカルセンターは、1000床の臨床研修指定病院で救命救急センターを併設し、外来患者数は一日平均2500人以上である。また昨年8月にはJCIの認証を受けている。

久岡 英彦氏
順天堂大学医学部附属順天堂医院 総合診療科先任准教授

 1980年順天堂大学医学部卒。順天堂大学医学部麻酔科学講座に入局後、循環器内科学(不整脈)を専攻。1997年より、救急部の立ち上げに参画。救急部救急室長を歴任。現在、総合診療科先任准教授、予防医学・健康スポーツ室副室長、医療保険室室長。2009年の「国際メディカル・ツーリズムに係る実証事業」に参画。

古城 資久氏
医療法人伯鳳会理事長

 1958年岡山県生まれ。1984年日本大学医学部卒業。同年岡山大学第二外科に入局。その後、坂出市立病院、国立岡山病院、倉敷第一病院を経て1993年医療法人伯鳳会赤穂中央病院に勤務。2001年に同病院理事長に就任し、現在に至る。医学博士、日本外科学会専門医、日本体育協会認定スポーツドクター、日本医師会認定スポーツドクター、日本医師会認定産業医

原 史人氏
財団法人淳風会 倉敷第一病院 院長 呼吸器・乳腺外科医

 1950年岡山県生まれ。1976年岡山大学医学部卒業。神戸市立神戸西市民病院、国立病院四国がんセンターなどを経て、 1987年より倉敷第一病院に勤務。医学博士、日本外科学会専門医・指導医等。  2006年6月より中国関連医療事業の検討を開始し、2008年10月より中国・大連市から人間ドックの受け入れを開始。 その後北京での医療事業を計画し、提携交渉を経験。2010年1月、上海での医療事業を計画し、提携先と良好な交渉中。 中国の医療事情と、他国との交渉の困難さ、日中両国間の医療連携を実現させるための工夫などを供覧する。

若林 健吾氏
前在中国日本大使館一等書記官

 東京大学法学部卒業後、1998年に厚生省(当時)に入省。入省後、年金局、財務省主計局、 医政局、保険局、障害保健福祉部等で勤務。2007年から2010年まで在中国日本国大使館に 一等書記官として出向し保健医療衛生分野を担当した。

野々山 尚毅氏
日揮株式会社 メディカルプロジェクト部 担当マネージャー

 大阪大学工学部卒。1992年株式会社トーメン(現豊田通商株式会社)入社。主に東南アジア、中東におけるエネルギー・石油化学プラント関連プロジェクトの開発に携わる。その後、2003年より東京都内の医療法人に勤務。事務長を務める他、2004年より海外(主に中国)進出を検討。2007年12月上海にクリニックを開設、副院長。その後、上場企業の経営企画室勤務を経て、2010年4月より現職。

お問い合わせ先

国際医療福祉大学大学院   担当:医療経営管理分野 岡村世里奈
E-Mail: okamura@iuhw.ac.jp