作業療法学分野

修士課程博士課程

「作業によって治療することの科学」である作業療法学は、障害者・高齢者のリハビリテーション援助において重要な役割を演じている。本分野では、作業療法学の基礎から応用実践に至る各側面についての研究法の教授と実践を通じて、作業療法の実践能力とともに研究指導能力を兼ね備えた、人間性豊かな実践家、教育者ならびに研究者を養成する。

作業療法学分野責任者
谷口 敬道
国立療養所東京病院付属リハビリテーション学院作業療法学科卒業。東京理科大学、日本大学大学院理工学研究科医療・福祉工学専攻前期/後期博士課程修了。2000年1月に博士(工学)。社会福祉法人重症心身障害児施設毛呂病院光の家における臨床経験を経て、1993年財団法人国際医療福祉大学設立準備室に入職。本学の創設に参画し現職。専門は発達障害作業療法。医療・福祉工学。
修業年限: 2年
取得できる学位・資格: 修士(保健医療学)

作業活動分析学領域

人の日常生活や社会生活の基盤となる作業活動とその遂行を科学的にとらえる方法論を学び、作業療法の実践に寄与する研究法を探索する。

担当教員 ※太字は研究指導教員

氏名 主な研究指導内容
後藤 純信 電磁気生理学的手法を用いた高次脳機能障害のメカニズム解明
視覚・聴覚認知障害に対する治療法・リハビリテーション法の開発
運動機能障害のメカニズム解明と新たなリハビリテーションの開発, 他
谷口 敬道 作業療法の効果 作業の治療的応用 福祉機器開発・評価 作業療法教育 ほか
平野 大輔 重症心身障害児・者の療育に関する研究
機能的近赤外分光法(fNIRS)を用いた研究
作業活動の治療的意味・効果に関する研究

専門科目

  • 作業療法研究の動向
  • 作業活動分析学講義[修士] I(基礎)・II(応用)
  • 作業活動分析学演習[修士] I(基礎)・II(応用)
  • 作業活動分析学研究指導[修士] I(研究計画作成)・II(データ収集)・III(データ分析)・IV(論文作成)

作業活動支援学領域

作業療法の実践を支える理論、すなわち損なわれた精神と身体に対して作業活動を提供する意味を説明する諸理論を歴史的に考慮し、作業療法の原理を探る。また、人間の生活時間の大部分を占める作業行動の形、精神や身体が損なわれることによって生じる作業行動の障害を分類し、それらを説明する体系を考慮する。これらの体系を通じて、作業(作業活動)を臨床的に応用する適用水準について考慮する。

担当教員 ※太字は研究指導教員

氏名 主な研究指導内容
杉原 素子 ①作業活動の治療的意味・効果
②作業療法の歴史的考察
③障害児者の生活支援等
小賀野 操 ①身体障害領域、特に中枢神経障害にかかわる作業療法
②高次神経障害者への作業療法
藤本 幹  
山崎 郁子 ①音楽活動の生理学的・心理学的効果に関する研究
②音楽活動の効果に関する臨床研究(発達障害、精神障害、高次脳機能障害、リウマチ)
新川 寿子 老年期障害に対する作業療法
障害者(特に身体・老年期障害)に対する地域生活支援
障害者の QOL
平野 大輔 重症心身障害児・者の療育に関する研究
機能的近赤外分光法(fNIRS)を用いた研究
作業活動の治療的意味・効果に関する研究

専門科目

  • 作業療法研究の動向
  • 作業活動支援学講義[修士] I(原著講読基礎)・II(原著講読応用)
  • 作業活動支援学演習[修士] I(グループ演習基礎)・II(グループ演習応用)
  • 作業活動支援学研究指導[修士] I(研究問題の所在)・II(研究計画)・III(研究実施)・IV(論文作成)

精神神経障害作業療法学領域

精神神経障害は脳の器質的あるいは機能的変化により生ずる精神機能の障害であり、作業行動の困難を伴う。この領域では精神医学、神経学、心理学、神経心理学といった周辺学分野に関心を持って知識を深め、作業療法の臨床実践に応用していくことを目指し、精神障害、高次神経障害、認知症などの予防、治療、生活支援に寄与する作業療法の実践的研究を行う。

担当教員 ※太字は研究指導教員

氏名 主な研究指導内容
原口 健三 精神神経障害作業療法学、作業療法支援学など
山崎 郁子  
多賀 誠 精神障害作業療法
精神障害者の就労支援
日田 勝子 発達障害(全般)への作業療法評価・介入効果に関する研究・自閉症スペクトラム障害・ADHD等の感覚・認知・運動に関する研究・人間発達に関する研究

専門科目

  • 作業療法研究の動向
  • 精神神経障害作業療法学講義[修士] I(原著講読基礎)・II(原著講読応用)
  • 精神神経障害作業療法学演習[修士] I(関連文献レビュー基礎)・II((関連文献レビュー応用)
  • 精神神経障害作業療法学研究指導[修士] I(研究計画)・II(研究実践)・III(研究実践と分析)・IV(論文作成)

感覚運動障害作業療法学領域

感覚運動障害を持つ人々に対して、作業療法は受傷直後から地域生活の定着まであらゆる場面で、作業活動を手段や目標として活用し、介入している。これらのことを研究的に取り上げ、介入の効果や作業療法の役割について明確にしていくことを研究目標とする。

担当教員 ※太字は研究指導教員

氏名 主な研究指導内容
菅原 洋子 感覚運動疾患の患者に対する作業療法

専門科目

  • 作業療法研究の動向
  • 感覚運動障害作業療法学講義[修士] I(運動学習基礎)・II(運動学習応用)
  • 感覚運動障害作業療法学演習[修士] I(文献抄読基礎)・II(文献抄読応用)
  • 感覚運動障害作業療法学研究指導[修士] I(研究計画作成)・II(データ収集)・III(データ分析)・IV(論文作成)

お問い合わせ・連絡先
国際医療福祉大学大学院 東京青山キャンパス事務局
〒107-0062 東京都港区南青山1-3-3 青山一丁目タワー4・5階
TEL.03-6406-8621(代表) FAX.03-6406-8622
E-mail: taniguchi@iuhw.ac.jp(分野責任者:谷口)
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