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リハビリテーション学分野(博士課程)

保健医療学専攻 
リハビリテーション学分野

リハビリテーション学分野に関連する研究分野は様々な領域の学問を網羅しており、関連する学科・専攻も理学療法学、作業療法学、言語聴覚学、視機能療法学はその医学的・基礎的科学は言うに及ばず、看護学や薬学、放射線・情報科学、医療経営管理学、医療福祉学ともリハビリテーションの研究においても密な関係を有している分野である。

さらに関連する科学として、生活支援工学(医療・福祉関連工学)やリハビリテーションスポーツなどの広範な研究領域の課題を対象としている。博士課程の研究も多様な課題に対応している分野である。

博士課程では、自立した研究者の育成を目指し、研究の発想から研究方法、展開へと研究者としての実力の育成を行っている。その中ではリハビリテーションの責任ある実務者として高度な知識と実践力を身につけ、自身で研究の創生を行い、研究手順・手法を構成し、まとまった研究結果の統合を形成する実力を習得することを目標にしている。そのことによりリハビリテーション関連学問でのリーダーとして、リハビリテーション専門職、関連有識者の高い知性と適した素養を身につけることを目標にし、研究者の育成ができるようにつなげている。

リハビリテーション学分野責任者 角田 亘

東京慈恵会医科大学卒業。国立循環器病センター内科脳血管部門、星ヶ丘厚生年金病院脳血管内科、スタンフォード大学神経内科脳卒中センター(客員研究員)を経て、2006年 東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座。2012年より東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座准教授、2017年 4月より本学医学部教授。日本リハビリテーション医学会特任理事・専門医・指導医、日本神経学会専門医・指導医、日本脳卒中学会専門医。

リハビリテーション学領域

リハビリテーション学領域は 理学療法学、作業療法学、言語聴覚学、視機能療法学などリハビリテーション学を基本とする専門領域すべてに関連する課題、さらに医学的な課題や専門領域の境界領域に及ぶ課題を取り扱っている。

1.高次脳機能障害のリハビリテーション関連
2.小児(障害児療育)のリハビリテーション関連
3.ロコモティブ・シンドローム、リウマチなど運動器疾患のリハビリテーション関連
4.心臓リハビリテーション関連
5.内部障害のリハビリテーション関連
6.リハビリテーション医療を中心にした医療・福祉の連携関連
7.高齢者・障害者スポーツ
8.車椅子・装具など福祉用具関連
9.リハビリテーション医療の質的評価関連
10.社会的リハビリテーション関連

などに関する研究課題がテーマの例である。

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
角田 亘

①脳卒中のリハビリテーション
②非侵襲的脳刺激(TMS、TDCS)の臨床応用
③Neuroimaging を用いた脳の可塑性の研究

前田 眞治

高次脳機能障害学、脳卒中のリハビリテーション、関節リウマチのリハビリテーション

後藤 純信

電磁気生理学的手法を用いた高次脳機能障害のメカニズム解明
視覚・聴覚認知障害に対する治療法・リハビリテーション法の開発
運動機能障害のメカニズム解明と新たなリハビリテーションの開発, 他

熊谷浩一郎

循環動態に関する研究
心臓電気生理に関する基礎的・臨床的研究
不整脈の原因と治療に関する基礎的・臨床的研究

専門科目
  • リハビリテーション学講義[博士]
  • リハビリテーション学演習[博士]
  • リハビリテーション学研究指導[博士] I(データ収集)・
    II(データ分析)・III(論文作成)
  • 博士課程の講義・演習の開講形態は、指導教員によって異なります。
    詳細は、事前相談時および入学後に各研究指導教員にご相談ください。

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

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     東京都港区赤坂4-1-26
  • TEL.03-5574-3900(代表)
     FAX.03-5574-3901
  • E-mail:
    tokyo.s.c@iuhw.ac.jp

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