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在学生・修了生のメッセージ(修士課程)

保健医療学専攻 
特定行為看護師養成分野

在学生・修了生のメッセージ

小澤 智さん

私は救急看護認定看護師として、救急領域での看護実践・指導・相談を軸に活動を行っていました。また、5区分10行為の特定行為研修を修了し、それらの研修での学びを活かし患者さんへの看護介入を行っていました。しかし、臨床にいる実際の患者さんの病態は複雑であり、それまでの知識や技術の範囲におさまらないのが現実でした。
そのような中で、治療と療養、そして生活の視点で総合的に患者さんを捉え、支援のできる看護師になりたいと考えるようになりました。そのためには、病態をはじめ、身体所見や検査結果の正しい解釈、治療内容などの医学的知識を獲得する必要があると考え、本大学院への進学を決意しました。
本大学院の講義は木曜から土曜に組まれているので、臨床での実務を続けながら大学院で学ぶことができます。講義で獲得した知識や思考過程などをすぐに臨床で活用することで、知識の確実な定着だけでなく、実践を通して患者さんや組織へ還元をしながら学び続けることが可能です。
まだまだ半人前以下ですが、自身の目指す看護師像と患者さんや組織が求めている人材になれるよう、これからも精進していきたいと考えています。

綿谷 しのぶさん

私は、不安を抱える患者さんに寄り添う「周術期看護」を目指し、集中治療室と手術室で勤務してきました。
その中で疾患に対する知識や、患者さんの"今"に対応できる能力(技術)の重要性を痛感し、特定行為看護師養成分野に進学を決めました。
在学中は、3 人の子育てをしながら仕事と勉強をするため大変でしたが、先生方や同期に支えられ楽しく学生生活を送ることが出来ました。
卒後3 年目を迎え、診療看護師として患者さんの入院から退院まで、横断的かつ継続的に看護・治療に介入しています。「看護の心」と「医学的知識」を生かし、今までよりも更に患者さんに寄り添えるようになったと感じています。
2025 年問題を目前に、医師不足の解決策の一環として、タスクシフティングが推奨されています。全ての人が不安なく平等に在宅・病院医療を受けられ、患者さん中心のタイムリーな医療提供の実現を考えると、診療看護師はその一端を担うことができると感じています。診療看護師独自の役割を見出し、新たな職種として認められるよう、日々精進していきたいと思います。

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