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放射線・情報科学分野(博士課程)

保健医療学専攻 
放射線・情報科学分野

目覚しい進歩を続けている医用診断機器および放射線治療機器の基礎技術の修得、診断・治療に係る基礎研究、臨床上で問題となる問題の解決のための研究、新方式の開発などに取り組むため、医用画像学領域と放射線治療学領域の2つの領域を設けている。また、他分野との連携を含む幅広い領域をカバーする。

放射線・情報科学分野責任者 橋本 光康

東京理科大学卒、日本大学大学院理工学研究科〔修士(理学)〕、東北大学大学院医学系研究科〔博士(医学)〕 厚生技官を経て、1996年国際医療福祉大学勤務、2009年より現職。小線源治療の物理特性等の研究に従事。厚生技官時代に中学・高等学校教諭1種免許状(理科)取得。医学物理士、放射線治療品質管理士。

医用画像学領域

X線・CT・核医学・MRI・超音波に関する基礎をさらに深く学ぶとともに、

1.新技術/新機能開発のための基礎研究
2.画質/性能評価
3.画像処理
4.臨床応用上の問題解決

などをテーマとして研究を行う。 また、特定のモダリティに限定しない医用画像にかかわるテーマも研究対象とする。

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
國松 聡

①CTを用いた画像診断に関する研究
②MRIを用いた画像診断に関する研究

西木 雅行

X線診断装置全般、X線画像の画質評価(MTF, NPS, DQE)、
X線画像のディジタル画像処理、X線CT画質評価全般

樋口 清孝

死亡時画像診断(Ai)における画像所見の検討
死亡時画像診断(Ai)における撮影条件の検討
非浸潤性乳管癌における超音波エラストグラフィ所見の検討

細貝 良行
  • ①人工ルビーを使用した線量計に関する研究
  • ②PET、SPECT装置に関する研究
  • ③MRI、PET、SPECTを使用した脳機能画像に関する研究
仲田 栄子
  • ①超音波診断装置を用いた病態発見システムの構築
  • ②自然放射線の年間変動に関する研究
  • ③細胞の放射線増感作用に関する研究
専門科目
  • 医用画像学講義[博士]
  • 医用画像学演習[博士]
  • 医用画像学研究指導[博士]  I(調査・計画)・II(データ収集・分析)・III(論文作成)

放射線治療学領域

放射線治療に関する専門的知識をさらに深く学ぶとともに、放射線治療に必要な放射線計測、モンテカルロ法によるシミュレーションと評価、治療効果および評価、放射線管理などに関する基礎研究、および新しい手法の研究開発をテーマとして研究を行う。

担当教員 ※太字は研究指導教員
  • 氏名
  • 主な研究指導内容
橋本 光康

放射線治療の医学物理学に関する研究全般

河野 良介
  • ①粒子線治療技術向上に向けた医学物理研究
  • ②シミュレータや放射線検出器等を用いた放射線技術の治療応用
  • ③高精度放射線治療実現に向けた照射技術開発
小林 純也
  • ①放射線誘発DNA損傷に対する細胞応答の分子機構の解明
  • ②低線量放射線の生体影響の解明
  • ③放射線高感受性遺伝病の解析、原因遺伝子の機能解明
戸矢 和仁

放射線治療・放射線腫瘍学・小線源治療

専門科目
  • 放射線治療学講義[博士]
  • 放射線治療学演習[博士]
  • 放射線治療学研究指導[博士]  I(調査・計画)・II(データ収集・分析)・III(論文作成)

平成24年度から始まった、文部科学省の「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」事業に本大学院も参画しており、平成25年度から本博士課程にがんプロコースが設置されます。詳しくは「がんプロフェショナル養成基盤推進プラン」を参照のこと。

お問い合わせ・連絡先

国際医療福祉大学大学院
東京赤坂キャンパス事務局

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     東京都港区赤坂4-1-26
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     FAX.03-5574-3901
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