カリキュラム・ポリシー

大学院教育の基本方針

国際医療福祉大学は、「人間中心の大学」、「社会に開かれた大学」、「国際性を目指した大学」という3つの基本理念と、この理念を実現するための 7つの教育理念(人格形成、専門性、学際性、情報科学技術、国際性、自由な発想、新しい大学運営)とを掲げ、病む人も、障害のある人も、元気な人も、互いに互いを尊敬しあいながら「共に生きる社会」の実現を目指した教育を行っている。

国際医療福祉大学大学院(以下「本大学院」という。)は、上記の基本理念と教育理念を踏まえながら、学校教育法が大学院の目的として「高度の専門性が求められる職業についてそれを担うための深い学識と卓越した能力を培うこと」及び「学術の理論及び応用を教授研究し、その深奥をきわめること」の2つを掲げていることを念頭に置いて、保健医療福祉分野において、特に国際性を身につけた指導的な専門人を養成することを目指している。

近年、わが国の保健医療福祉は、内容的にも社会制度的にも大きな変革を重ねてきており、この変革をよりよく担う実践家や教育・研究者を育てることへの需要が増してきている。

本大学院は、国際的な視野に立って、多様化する保健医療福祉需要に対応できる指導的な人材の養成を実現すべく、年齢を問わず、また学生であるか社会人であるかを問わず、生涯にわたって学習の機会を提供し、このような社会的な需要に応える教育を展開するものである。

本大学院教育を通じて次の方針に則り教育を行う。


(医療福祉学研究科のカリキュラム・ポリシー)

(1)国際医療福祉大学の基本理念と教育理念とを充分に理解し、専門職業人として「共に生きる社会」の実現に貢献する強い意志を涵養する。

(2)大学院で自分が何をしたいかを明確に自覚できるようにする。

(3)実践家又は教育・研究者としての自立性を確立できるようにする。

(4)志望分野が特定の要件を要求する場合、それを満たす。


(薬学研究科のカリキュラム・ポリシー)

(1)薬学研究科医療・生命薬学専攻では、医療薬学、生命薬学の分野における高度な専門的知識と技術を有し、幅広く医療関連分野で活躍しうる、薬物治療学に精通した薬剤師を育成することを目的とする。

(2)がん・感染症・精神神経疾患等の薬物治療において、高度な知識と技術、さらにはその領域に関する研究能力を備えた専門性の高い薬剤師(がん専門薬剤師・がん指導薬剤師、緩和薬物療法認定薬剤師、感染制御専門薬剤師等)やこれら人材の指導・教育に携わることができる薬剤師の育成を目標とする。

(3)論理的あるいは問題解決能力を高め、専門領域の理論の修得や研究開発を行う能力を養成するために、徹底した研究指導や高度の実践教育を重視したカリキュラムを実践する。


(薬科学研究科のカリキュラム・ポリシー)

(1)生命薬学分野では、薬理学、ゲノム分子生物学を中心に、医薬品合成、薬理活性物質の検索、医薬品の分析、健康と衛生等、薬学研究における最先端の知見を学ぶことを目標とする。さらに、薬化学、生化学、生理学、薬物動態学などライフサイエンスの広い分野に対応する高度の薬学教育・研究を実施し、医薬品開発に携わる研究者・技術者の養成や、薬学・環境行政を担う人材(教育者を含む)の育成を目標とする。

(2)医療薬学分野 がん薬物療法学領域では、がん専門薬剤師に要求される臨床腫瘍学、緩和薬理学、臨床薬物動態学に重点を置き、課程修了後は、日本病院薬剤師会認定の「がん薬物療法認定薬剤師」あるいは「がん専門薬剤師」認定を目標とする。

(3)医療薬学分野 臨床薬学領域では、臨床における問題解決能力を学ぶことで、病院における薬剤師業務に精通し、患者を中心としたチーム医療に熟知した臨床能力を有する薬剤師育成や、保険薬局における薬剤師業務に精通し、地域医療のレベルアップに貢献できる薬剤師育成を目標とする。